IBD患者さんに寄り添う社会を目指して、武田薬品のカフェテリアや食堂5拠点にて「IBDreamめし」を提供

健康・栄養 2022.06.10

エームサービス株式会社(本社:東京都港区、以下、「エームサービス」)は、524日~61日の間、武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下、「武田薬品」)のカフェテリアや食堂5拠点にて、医療系学生が考案した炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease、以下、「IBD※」)患者さんの夢の食べものである「IBDreamめし」を提供しましたことをお知らせします。

エームサービスと武田薬品は、IBDの好発年齢層である10代~20代に着目し、IFMSA-Japan (国際医学生連盟 日本)、APS-Japan(一般社団法人日本薬学生連盟)、【N】(栄養学生団体)との共催で、326日には「IBDreamめし」を考案するオンラインワークショップ513日には3月のワークショップで考案した「IBDreamめし」の披露・試食会、519日には世界IBDデーに合わせた特設WEBサイトの公開と、複数のプログラムに分けてIBD啓発活動を行ってまいりました。

本件は、最終プログラムとして、各拠点で働く従業員のIBDへの理解浸透を目的に、武田薬品グローバル本社を含む5拠点で「IBDreamめし」の提供を行いました。喫食された従業員の方からは「ボリュームがあり満足感があった」や「食を通して疾患について深く知ることができた」などの声があがり、IBD患者さんの食事に関する悩みの理解につながりました。


エームサービスは、IBD疾患に関する情報を発信し、理解を深める活動を推進することで、IBD患者さんやそのご家族を取り巻く環境・社会を快適にすることを目指してまいります。


※IBDは、一般的に「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」の2つの疾患の総称で、腸管の粘膜に慢性の炎症を引き起こします。IBD患者さんは、頻回の下痢や血便、腹痛、発熱、さらには全身の倦怠感、貧血などの症状が現れることがあります。しかしながら、これらは、日常生活の中で患者さんが有していたとしても周囲の人が気付きにくい症状です。

提供の様子

エームサービス株式会社について

1976年に三井グループ企業と米国のサービスマネジメント大手アラマーク社の合弁により設立された給食事業会社です。”「食」から日本の未来を支えます。”のコーポレートスローガンのもと、現在はオフィス・工場をはじめ、病院・社会福祉施設、学校、スポーツスタジアム・トレーニング施設など、グループ全体で、全国約3,900カ所の施設において1日約130万食を提供しています。健康な食事の提供やICTを活用した「健康社食®」の展開など、クライアントのパートナーとして健康経営に資する各種施策を推進すると共に、人々への安全・安心で健康的な「食」のサポートに努めています。その一つとして、1995年にIBD患者さん向けレトルト・インスタント食品「まんぞく君」を開発し、患者さんやそのご家族の負担を減らし、毎日の生活が快適なものとなるよう支援しています。

武田薬品工業株式会社について

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。

本件に関する問い合わせ先

エームサービス株式会社 企画業務部 堀 容子
電話:03-6234-7522

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