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秋田県は東京のほぼ真北4 5 0 k m に位置し、全国第6位の広さを誇り、 雄大な山々や紺碧の日本海、光と水、緑が輝く田園などの美しい自然、 大曲の花火大会や男鹿のなまはげをはじめとする多彩な祭りや伝統文化が県内各地にあり、 四季折々に変化する景観や風物詩を楽しむことができます。

秋田県はお米の収穫量が全国3 位の米どころ。お米のほかにも、 豊かな自然と寒暖差の大きい気候の中で育てられた「えだまめ」や「りんご」、 「秋田牛」、「比内地鶏」などおいしい野菜や果物、お肉がたくさんあります。

豊かな食文化も秋田県の大きな魅力のひとつ。「きりたんぽ鍋」や「石焼き料理」、 「稲庭うどん」などの郷土料理に加え、冬の期間が長く、食品を保存する必要があったことから 「発酵食品」が多いことも特徴で、麹を多用する味噌、醤油、漬物、日本酒のほか、 納豆やしょっつる( 魚醤) などの発酵食文化が発展してきました。

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秋田の食財

秋田県のおいしい財(たから)をご紹介します。

秋田米

ほおばる人を幸せにする秋田のお米は、地域が誇る宝物。 風土と人、米どころの歴史と技から成る秋田の地力の結晶です。

秋田県では、ご飯をつぶして杉の棒に先端から包むように巻き付けて焼いた 「たんぽ餅」を棒から外して食べやすく切った「きりたんぽ」や、 ご飯をつぶして丸めた「だまこ」など、ご飯を使った郷土料理も伝えられています。

だまこもち

材料(2~3人分)

  • 白米 … 2合
  • 鶏肉 … 200g
  • 長ねぎ … 1束
  • 舞茸 … 200g
  • せり … 1束
  • 薄揚げ … 1枚
  • ごぼう … 100g
  • <調味料>
  • 水 … 600cc
  • しょうゆ … 適量
  • 酒 … 適量

作り方

① 白米を炊飯器で炊きます。炊き上がったごはんを厚手のビニール袋に入れ、 袋の口を片手で持ち、やけどに注意し、利き手で捏ねるようにごはんを半潰しにします。

② ボウルに塩水( 水1 0 0 c c に塩2 g ) を準備し、手に塩水をつけながら、 ごはんを食べやすい大きさに丸めます。

③ 丸めただまこは、塩水にサッとくぐらせて、ザルに上げてから煮ると型崩れしにくくなります。

④ 鶏肉は一口大に切り、長ねぎは7 ~ 8 cm の斜め切り、舞茸は適当な大きさに分け、 せりは7 ~8 cm の長さに切ります。薄揚げは油抜きし、食べやすい大きさに切り、 ごぼうはささがきにして水に入れてアクを抜きます。

⑤ 鍋に水を入れ沸騰させ、鶏肉、ごぼうを入れひと煮立ちさせます。

⑥ ひと煮立ちしたら、しょうゆ、酒で味つけします。

⑦ 舞茸を加えひと煮立ちさせます。

⑧ だまこ、長ねぎ、薄揚げを入れて2 ~ 3 分煮込みます。

⑨ 最後にせりを入れ、ひと煮立ちすれば出来上がりです。

レシピ提供:(株)大潟村あきたこまち生産者協会

だまこもち
比内地鶏

名古屋コーチン、薩摩地鶏と並んで日本三大美味鶏と呼ばれる比内地鶏。 江戸時代、「比内」と呼ばれていた秋田県北部地方に、あまりのおいしさから年貢として納められていた比内地鶏の祖先である「比内鶏」をルーツにもち、 濃厚なうま味と深いコクは食べた人を魅了します。

比内地鶏ネット 比内地鶏のおウチごはん
いぶりがっこ

大根を吊るして燻して水分を抜き香りをつけた後、米ぬかに漬けて発酵させた 秋田県の代表的な漬物。秋に収穫した食材を長い冬でも美味しく食べられるよう工夫を凝らして 作られてきた保存食で、秋田県の方言で漬物を「がっこ」と呼ぶことが名前の由来です。 うま味に加え風味がよく、日本酒や白ワインにとても合い、 最近ではクリームチーズとあわせたいぶりがっこチーズが全国的にも人気です。

しょっつる

日本が世界に誇る伝統的な魚醤「日本三大魚醤」のひとつ、秋田県の「しょっつる」。 ハタハタなどの魚に塩を加えて熟成させた調味料です。 鍋にハタハタと野菜、豆腐などを入れ、しょっつるで味付けして煮込んだ「しょっつる鍋」も有名です。

秋田牛

秋田の広大で豊かな自然に囲まれ、生産者のたゆまぬ努力で育てられた黒毛和牛で、 全国から高い評価を受けています。秋田牛はお米を食べて育ち、やわらかく多汁性があり、 旨味が強く、脂の口溶けが良いのが特徴です。

秋田牛