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社長座談会

エームサービスは今、何に挑み、何を実現しようとしているのか。
そして総合職の人財は会社に対して何を発揮し、どんな価値を発揮するべきなのか。
総合職採用担当の若手たちとわたしアカデミーの学長、そして小谷社長らが話し合いました。

小谷 周
代表取締役社長

三井物産を経て2017年よりエームサービスの取締役に就任し、2021年より現職。社員向けサイトでは「DANI CAFE」というトークコンテンツでも人気を博す。

森永 芳樹
人財本部
部長
わたしアカデミー 学長

1996年入社し、2021年に人財本部へ。25年間の営業経験を教育に活かすべく、企業内大学としてわたしアカデミーを立ち上げ、初代学長として運営を担う。

福田 陽介
人財本部
リクルート&
キャリアデザイン推進部
スーパーバイザー

2013年入社。RS事業部で営業を経験したあと、2022年に現在の部署に。年間でオンラインを含め1000名以上の学生と接点を持ち、採用活動に邁進している。

飯田 優花
人財本部
リクルート&
キャリアデザイン推進部

2022年入社。採用では学生に近い立場で寄り添うことを意識する。仕事と部活動を両立し、実業団の最高峰、テニス日本リーグでは4位入賞に貢献。

向かい風は同時に追い風でもあり、
ビジネスは新たな成長に向かっている。

福田
エームサービスは「食で、挑もう。」と掲げ、さまざまなことにチャレンジしています。今の時代、我々が何をどう挑んでいるのかというところを切り口に、会社の今や、何を実現していこうとしているのかを知ってもらいたいと思います。
小谷
いまエームサービスが挑んでいることっていうと、“全て”といっていいよね。まずビジネスの現在地としては、もうコロナ禍の前を越えました。人の活動が活発になり、会社としても仕事の領域が広がって、好事例が積み上がっています。一方で、世の中は人手不足やインフレ等、さまざまな外部環境が課題になっている。向かい風なんだけど、この厳しさは僕らが高く翔び上がっていくための、とてもいい追い風にもなる。外から見ると厳しい業界という印象かもしれないけど、実はそうじゃない。
福田
確かに就活生向けの市場調査だと、食品業界は常に上位に入るほど人気ですが、フードサービス業で見ると下から数えた方が早いです。我々のビジネスは単なるフードサービスとは違う世界ですが、同じように厳しいと誤解されている可能性はありますね。
小谷
そういうギャップは正したいね。うちは社員食堂とか、全国の事業所でお昼ごはんを提供しているけど、現在の社員食堂って、昼休みを気持ちよく過ごすスペースとして見直されてきている。お昼ごはんを通じて職場を魅力あるものにしようと、どのクライアント様も知恵を絞っているし、我々も求められるものの質や量が以前とは変わってきている。メニューや空間づくりはもちろん、デジタル化が進んで世界が変わった。個人のスマートフォンから注文できて、食事内容から健康アドバイスができるアプリ提供など、我々はどこよりも進んだものを提供していると思うよ。
飯田
私も就活をしているときは、シンプルな社員食堂のイメージが強かったです。でも入社してみると分野も裾野も広くて、表面的にしか理解ができていなかったんだなと思います。実際に働いてみると、進んだ取り組みをしていることがわかり、良いギャップを見つけることができました。
小谷
我々はクライアント企業におけるエンゲージメント強化、つまり社員が職場環境に満足し、仕事に意欲や情熱を持てるよう、お昼ごはんを通じて貢献しているということになるね。食は新入社員から社長まで、誰もが共通に体験するものだからすごくいいツールなんです。オフィスを作る企業とのコラボレーションも増えているけど、素敵なオフィスを作り、我々がそこに“食”でサービスを乗せていくことで、社員のエンゲージメントが高まる。これは一例だけど、そんなふうに企業向けのビジネスは、向かい風が同時に追い風になっている状況だと知ってもらいたいな。もちろん、その分仕事は難しいけれど。
福田
エームサービスの営業はクライアント様へのヒアリングを積み重ねていく提案型の仕事で、いろんな事業を展開しています。高いホスピタリティを提供しているし、そうしたホスピタリティサービス事業をやっている会社だということを、人事として広く訴求していきたいです。

4万4000人でインパクトを与えたい!
わたしアカデミーによる学びのカスタマイズ化。

小谷
社内でもエンゲージメントを高めることって大事で、その一つがわたしアカデミーです。うちはエームサービス単体で2万7000人、グループだと4万4000人もいる大きな会社。このグループ全体で社会的インパクトのある仕事をするために、一人一人をカスタマイズする必要がある。そこで学びを足がかりにしようとわたしアカデミーを作ったんだけど、2023年に文部科学省のeラーニング特別賞も受賞するほど中味の濃い内容になっています。
森永
2021年に立ち上げたわたしアカデミーは、バーチャルとリアル、両方で学びができて、学部・学科・講座に分類されている本格的な企業内大学です。安全衛生のような、入社して必須の研修とは別に、総合職・専門職に関係なく、調理からマネジメント、キャリアデザインまで、興味のあることを自由に学べる場所です。この1年、動画だけでも450本、9割を内製してアップしていて、コンテンツも豊富です。専門職(栄養士・調理師)向けの学びが充実しているのも特徴ですね。現場で活躍している人が自ら考え、文献から情報も取り入れて、わたしアカデミー独自の内容をお届けしています。
小谷
入社後に学び続ける場所、自己成長の場所があるんだということは、全国の社員のみなさんに認識してもらいたいところだね。
飯田
私も利用しています。仕事で多くの学生に接しますが、そのときに効果的な伝わりやすい話し方や、新しいことをやっていくための発想術などが学べて、とても役立っています。ほかにも個人的に興味があるものも受講して、いろんな部分で活用しています。
福田
オンライン学習システムはサンプルページを学生の方にも見てもらっていますが、自己成長したいという学生がすごく多いので、興味を持って見てもらっていますね。
森永
社長がざっくばらんに話すトークコンテンツもあるし、見てもらいやすさを重視しています。また、3年目のキャリアデザイン研修では、小谷さんにもご参加いただくリアルの研修もあります。そこで「互いを認め合い、自己肯定感を高める文化を醸成していこう」とお話していただくのですが、単なる学びを提供するだけではなくて、付加価値をどう与えるかということを意識しています。
飯田
講座の動画は1本が短くて、移動中にサッと見たりできる、工夫されたつくりなのもいいと思います。社長がカフェオーナーという設定の動画コンテンツもとても面白いです!
小谷
面白いなら良かった、アクセス数が気になるね(笑)。
DXの発想って一人ずつ、すべてに届くというものだと思うけど、リアルで体験することも大事なんですよ。ですから、3年目のキャリアデザイン研修はリアルとバーチャルのハイブリッドにして、全員と会おうということになりました。会う人数が全国に何百人もいるから、7都市15会場を回るという、まるでツアーのようなスケジュールなんだけど(笑)。
森永
1日に2回登壇いただくこともあり、本当に精力的にやっていただいています。やはり反響が大きく、トップとつながれることで生まれるモチベーションというのは、ものすごく効果が大きいと感じます。
小谷
こうして個々を刺激しているんだけど、改めて総合職の役割ってなんだろうと考えると、そういう場や仕組みを作って、一緒に働く4万4000人の仲間にインパクトを与えるのが仕事といえるね。そしてその4万4000人が毎日130万食を誰かに食べてもらうことで、クライアント様のエンゲージメント強化を実現していく。社内に挑んで、さらにその先にある社会課題に挑むみたいな二重構造がある。総合職の場合、意識がまず自己の成長に向かうけど、2年目以降は社内の仕組みやインフラを通じて、「どんなことができる」とか「こんなことを伝えよう」とか、一歩踏み込んだところに到達してもらうのが理想かな。

変化は新しい挑戦の対象が生まれるということ、
それを後押ししていくのが総合職の仕事。

福田
総合職の仕事の本質を訴求するには、エームサービスをもっと知ってもらう必要もあります。リーディングカンパニーですが、BtoBゆえに一般的な知名度はまだまだです。アカデミーの動画はとても反響が高いので、その先の仕事や醍醐味について伝えることが大切です。そして私はリクルート&キャリアデザインという立場であるからには、社員が定着したのちの、キャリアアップできる環境構築にも挑んでいかなければなりません。飯田さんはどうですか?
飯田
まだそこまでの俯瞰はできていませんが、女性の働き方というものも最近考えています。これからライフイベントを迎えたときに、どうやって働いていくのか、まず私が知識やスキルを得ないといけないなと。また、学生にとっては壁を低くして話しやすい存在でありたいし、この会社ならずっと働けると感じてもらえるような、一緒に歩める存在になりたくて、今は勉強への意欲が高まっています。
森永
私は学長としての運営に挑み続けています。2024年の春にわたしアカデミーは同業種の会社と学びを統一し、グループアカデミーとして再始動します。会社のカルチャーや個々のバックボーンが違う方たちに、どういう学びを提供し、また浸透させられるか、ハードルを越えようと挑んでいます。
小谷
やはり次の世代の人に対し、何をしていくのかはすごく大事です。長く働ける会社になるにはどうすればいいのか、子育て世代に対してどう動けばいいのかと考えて、良い循環を生むことで会社も良くなっていく。我々がこうしたことに挑んでいるとぜひ知って欲しいですね。
そして学生さんには「ここで自分を磨いてみませんか?」とぜひ言いたいな。我々は複合給食会社としてナンバーワンで、全国に4000ヶ所の事業所があって、その先にさらに多くの人たちにつながる大きなフィールドがある。大企業なのに意思決定が早くて、ベンチャーみたいなスピード感で動いている、大きくて小さな会社でもあります。この先はビジネスが海外にも広がっていくけれど、これは新しく挑む対象ができるということです。その変化と戦う局面にこの会社にいたらすごく面白いし、成長しないわけないじゃない?と思うんですよ。巨大で、さまざまなネットワークのある会社だから、ガツガツやりたい人にも、じっくり取り組みたい人にも、10人いたら10人が果たせるポストや機能があります。みんなを後押しするから、こうした場所でぜひ挑んでもらいたいですね。
福田
小谷さんが常に素晴らしいメッセージを発信してくれていて、その上で具体的な取り組みの部分は我々に任せてくれているのがありがたいです。エームサービスで一緒に挑んでくれる人と一人でも多く出会えるよう、僕ら採用担当が伝え、広げていきたいと思います。

社長座談会

大企業でありながら、「ベンチャー的」というスピード感で施策を次々に展開しているエームサービス。クライアント企業の課題解決に取り組みつつ、社長自ら全国を回って仲間に向き合う姿勢には共に歩み、挑もうとする心意気が伝わってきます。参加者それぞれの挑む姿勢が推進力となっていることを感じられる座談会となりました。

※所属・役職・インタビュー内容は、取材当時の内容となります。