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社員紹介
能動的にキャリアを創る
その挑戦がおもしろい。
営業開発本部
関連事業営業開発部
複合営業開発室
スーパーバイザー
金子 幸代
2009年入社
サービスの開発はいかにニーズの核心を掴むかが鍵
私の所属する部署では、企業の総務サポートやカフェ導入といった、各種オフィスサービスを開発・提供しています。私は新規開発を行う営業ですが、スーパーバイザーという立場から、クライアント様が「オフィスや職場の在り方をどう考えているのか」というニーズを引き出し、提案を形にしていくプロジェクトマネジメント的な役割を担います。コンサルティング色が強く、コンセプトの立案段階から関連会社と一緒になって、クライアント様に伴走することもあります。
決まった形のない営業なので、想いをどう汲み取り、解釈していくかの腕前が問われます。あるオフィスのカフェ案件では、クライアント様からブランドイメージやこだわりをヒアリングしていくうちに、当初の案では本当に望まれているものを実現できない、と感じました。そこで食器や提供方法の変更を提案したところ、潜在ニーズを具現化することができ、高い評価をいただく事ができました。このように、提案のたびに「どんな機能やサービスをお求めだろう?」と考えていますが、自分のセンスが問われ、刺激的です。そしてそこから同じ志を持った仲間と本気で考え、作り上げていくことが、この仕事の何よりの面白さだと思います。
「自分でキャリアを作ろう」一大決心した営業への転身
私にとって最大の挑戦は、自分自身のキャリアを作ることに挑んで、今もそれを続けていることです。
私は新人研修以降、事業所を運営する現場に出ることはなく、業績管理や、営業開発を支援する部署で働いてきました。重要な業務ではありましたが、一方でこの経験だけでは自分のキャリアがもの足りないようにも感じていました。入社4・5年目でしょうか、そんな私に響いたのが、尊敬している先輩の「キャリアは自分で作らないと」という言葉です。その方は華やかなプロジェクトに公募で手を挙げて参加するなど、何事にも積極的で、まさに自分でキャリアを自分で作り上げていました。私は先輩の言葉に「自分から能動的にならないと何も変わらない」と気づき、営業開発部内でのジョブチェンジの機会に、今の事業部の営業職へ異動を希望しました。事業所運営の経験がない中での営業職への転換ですから、とても勇気がいる一歩でした。しかし、私にとってやらなくてはいけない挑戦でもありました。最初は戸惑うことも多かったのですが、今では仕事も充実し、あのとき決断して本当に良かったと感じています。
ロールモデルとなり、後輩たちのキャリア選択の一つとなれるように
女性がどのようなキャリアを歩めるのか、この先も体現していく存在でありたいと思っています。社内制度の改革も進んでいますが、世の中的に、女性がライフイベントを経験しながらキャリアアップすることには、まだ特別感があるようにも思えます。
私は営業職になったあと、産休・育休を経て短時間勤務制度を活用し、今の仕事を続けています。妊娠期間中は仕事のパフォーマンス低下に落ち込みましたし、出産後に無事復帰できるかという不安も抱えていましたが、実際にはそんな心配はいりませんでした。復帰後は、仕事がしやすくなるように、そして時には周囲からも協力が得られやすいように、今まで以上にタスク管理と仕事の見える化を徹底していきました。そうすることで今取り組むべきものに集中できるようになり、効率化も図れ、結果的に自分の武器が増えた気もしています。そんな風に、私の経験がキャリアもライフイベントも堂々と楽しむ事例となり、エームサービスの当たり前の働き方として、より定着していけばいいなと思っています。
大事なのは環境のせいにせず、「会社が変わるように、自分はこうしていこう」という考え方と行動力です。その意識を大切に、これからも自分から動いていきたいと思います。