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社員紹介

人の介在に価値がある
オフィスサービスの創造。

複合イノベーション本部
OSM事業部
ディストリクトマネジャー
諏訪美奈子
2002年入社OSM：Office Services Managementの略
※2024年4月度：MS事業部（ Multiple Services）へ再編

唯一無二のオフィスサービスを共に創り上げていく

「食」のイメージが強いエームサービスですが、企業の受付や総務、また呈茶などの来館者対応といった、オフィスサービスのアウトソーシングサービスも提供しています。私はそのOSM（オフィスサービスマネジメント）事業部でマネジャー（現場責任者）として現場を経験したあと、現在はエリアを統括するディストリクトマネジャー（地区責任者）を務めています。エリア内に25ある事業所を９名のマネジャーを通して管理し、また新規開発のサポートを行うのもミッションです。
他の事業部と同じく、クライアント様の要望に沿って、さまざまなサービスを提案・提供します。一社ごとに企業文化も異なれば、求められることも違います。そこでご要望にこまやかに対応し、カスタマイズしながら、オンリーワンのサービスを創っていきます。一つとして同じサービスはないので苦労も多いですが、それと引き換えに一から創り上げる高揚感と達成感、充実感を味わうことができます。そして、質の高いサービスを維持するだけではなく、向上させていくことも大切です。クライアント様との日頃のやり取りを通し、お互いがWin-Winになるような良好な関係を築いていく、その過程もまた仕事のやりがいの一つです。

久しぶりの現場で感じた壁に全力で立ち向かう

私は長くコーポレート部門にて本社業務に従事しており、15年ほどのブランクがあって現場運営への異動となりました。決まったときは「今さら現場に？」と驚き、不安でいっぱいでした。ただ、提供するサービスは総務など、私が本社で経験していたものだったので、「新しいチャレンジかもしれない」と覚悟を決めました。もちろん最初は壁だらけ。現場運営の手法、クライアント様との関係づくりなど、あらゆる面で模索続きでした。クライアント様は外資系企業で、やり取りは英語がベースだったため、慣れないビジネス英語とも格闘することに。とにかくストレートに大事なことが伝わるように、と必死にコミュニケーションに努めました。
運営そのものや、クライアントも含めた周囲との関係づくりに戸惑いは多々ありましたが、思い切って部下や上司に自分をさらけだすことで、味方を作っていくことができたと思います。「こういうことで困っていて、アイデアが欲しい」と頼り、皆がボトムアップで意見を出してくれたときは、仲間のありがたみで胸がいっぱいになりました。そして私自身もぶつかることを怖れずに行動しました。跳ね返されることもありましたが、ストレートに挑むことを繰り返し、壁を乗り越えたことで、自分が強くなっていったと思います。

人が行うサービスに価値を認めていただくために

エームサービスは給食会社という認識が強いため、オフィスサービスのアウトソースについては、もっと認知度を高めていく必要があります。技術の進化で無人省力化が加速し、例えば受付の仕事でも、QRコードで入館するスマートオフィスも出てきています。しかしそんな時代でも、人が行うことの価値を感じていただきたいと思っています。私はコロナ禍ではマネジャーという立場の中で、いち早く世情を捉えて動くことを心がけました。在庫がなくなる前にアクリル板など必要備品を手配し、クライアント様に大変喜ばれたことがあります。これは人が行えるからこそ可能だったことで、このようなマンパワーの魅力をしっかり伝え、事業部の拡大に貢献するのが今の大きな役目です。
この仕事では、日頃から人の話を聞くことが大切だと感じます。私は総務経験があるので、クライアント様の悩みはよくわかりますし、改善についての近道をご案内できることを強みに感じています。また、現場の従業員との話の中からヒントを得ることも少なくありません。コミュニケーションを大切にしながら、エームサービスだからこそ可能なサービスを考え、創っていきたいと思います。