公益財団法人 九州生産性本部様主催の研究会で企業内大学「わたしアカデミー」について登壇

７月1８日、九州地域経済の生産性向上を目的として設立された公益財団法人 九州生産性本部様主催の「第43期 人材開発研究会」にて、当社「わたしアカデミー」部長の森永芳樹が登壇しました。

同本部の人材開発研究会は、会員企業の人事・教育部門の管理者、担当者の方々を対象に、今期は、「社員の成長を支援し、企業力強化に繋げる‟人づくり・組織づくり・風土づくり”」の主題のもと、

１．企業の競争力や組織能力を高める人づくりのあり方や、
２．人材を活かし成長し続ける組織づくりの仕組み　

をテーマに取り上げて定期開催されているものです。

当日は21社約40名の参加者に対して、「基礎力と共創力を育む 楽しい学びをデザインする企業内大学」と題し、2022年の「エームアカデミー（当時」開校にあたり実践した、研修の計画・立案から開催の各プロセスの集約・体系化を中心とした学びの環境整備から、独自のオンライン学習システム（LMS）の構築、社内に浸透させるための取り組みについてご紹介しました。また、これらの取り組みが、企業風土の醸成に与える良い効果や、今後「わたしアカデミー」として目指す姿についても触れさせていただきました。

「わたしアカデミー」に携わるスタッフや研修講師は人事のスペシャリストではなく、事業部門の運営責任者や経験者が中心であり、今年4月にグループ会社の株式会社メフォスに機能を拡げるにあたっても、同社から12名のスタッフを迎え入れるなど、ライン事業や対象者に寄り添った人材開発を推進することの大切さや、講演タイトルの通り「楽しい学びの演出が学習効果を促進する」事例を、具体的にお伝えするよう努めました。

講演会後には、参加者の皆様より「覚悟を持っての開校であったことがよくわかった。」「学びの社内浸透には教育・研修部門も積極的に情報発信する必要性を感じた。」などのコメントをいただきました。
深刻さを増す人手不足をはじめ、経営や社内各部門との調整など、人事・教育部門の共通の課題を共有でき、当社にとっても大変貴重な機会となりました。

以上