村田製作所野洲事業所&立命館大学&エームサービス 学生考案のからだにも地球にも良い「Wはっぴーメニュー」を社員食堂で提供

環境 2025.01.16

エームサービス株式会社は、株式会社村田製作所野洲事業所と立命館大学食マネジメント学部國枝里美ゼミ(以下、國枝ゼミ)の学生の皆さんと共にメニューを開発し、20241212日(木)・13日(金)に運営受託する社員食堂2カ所で提供しました。

 本件は、20242月に当社のクライアントである村田製作所野洲事業所が食を通じたSDGsの意識向上を目的とした社員食堂での取り組みの一環として、立命館大学食マネジメント学部と当社にご提案をいただいたことから始まり、約10カ月間をかけて打ち合わせと試作を重ねて実現したものです。

また、現在は当社社員で、今回ご協力いただいた國枝ゼミの卒業生も参加することになり、在学生と卒業生がコラボレーションする機会にもなりました。

メニューが提供されるまで

メニューの開発においては、同社の社員の健康を意識した「からだにはっぴー」と地球環境に配慮した「ちきゅうにはっぴー」の両方のコンセプトを取り入れた「Wはっぴーメニュー」をテーマに設定し、学生の皆さん一人ひとりから様々なメニューを考案してもらい検討を進めました。野菜の量や組み合わせに着目したり、べジタブルブロスや地元食材の使用、食品ロス削減に考慮したりするなど、工夫を凝らしたメニューのアイデアが出されました。

最終候補として、3つのメニューに絞り込みました。これら3つのメニューについて、社員食堂での実際の提供を想定し、食材や調理工程に細かい調整を加えるために、10月31日(木)に立命館大学びわこ・くさつキャンパス内の調理学実習室に國枝教授をはじめ國枝ゼミの学生18名と当社京滋北陸事業部より、シニアプロダクションスーパーバイザー*や村田製作所の食堂運営責任者とスタッフ、事業部長、ディストリクトマネジャーなどが集まり、学生は調理の専門的な技法や衛生観念を専門家から学びながらメニューを完成させました。 *調理の統括責任者

また、販促ポスターなどに用いる写真撮影と合わせて、提供準備や運営方法、お客様により喜んでいただくためのPRポイントなどを学生の皆さんと整理し、試作会を終えました。

同学部卒業生で村田製作所野洲事業所内の社員食堂に勤務する山本紫乃さんが参加
試作前にメニューのポイントを確認
3つのチームに分かれて
手順良く調理を進めた

社員食堂における提供の様子

12月12日(木) 村田製作所野洲 R棟

村田製作所のクライアント様、参加学生との集合写真
入口でのご案内
実際に提供したメニュー
ディスプレイ

12月13日(金) 村田製作所野洲 F棟

趣向を凝らした手書きボード
ディスプレイと参加学生

イベント当日は学生の皆さんも社員食堂を訪れ、来場するお客様にお声掛けし、メニューや2次元コードによるアンケートについてご案内しました。コラボメニューについては、2日間で合計1,715食を販売し、約6割のお客様に喫食いただきました。メニューを組み合わせて2品召し上がるお客様がいらしたり、新しい企画なので「ぜひ、また開催ほしい」というお声をいただいたりと、好評のうちに終了しました。

國枝里美教授(一番左)と参加学生の皆さんとの集合写真

当社は今後も、“「食」から日本の未来を支えます。”のコーポレートスローガンのもと、クライアントや学生の皆様と共に、人々の健康と地球環境に資する取り組みを続けてまいります。

本件に関する問い合わせ先

エームサービス株式会社 企画業務部 広報室
電話:03-6234-7522

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