公益社団法人日本栄養士会より感謝状を授与されました
2024年6月23日(日)に開催された2024年度 公益社団法人日本栄養士会(以下、日本栄養士会)定時総会の式典において、令和6年能登半島地震に対する支援への感謝状をいただきました。
経緯
2024年1月1日に発生した能登半島地震において、賛助会員として加盟している日本栄養士会より災害時要配慮者向けの食品支援の依頼を受けて、当社が製造販売する炎症性腸疾患(以下、IBD)患者様向けレトルト・インスタント食品「まんぞく君」200ケースを提供しました。
要配慮者とは、災害時に情報把握、避難、生活手段の確保がしにくい子どもや高齢者、障がい者、妊産婦、傷病者などのことです。特に食事面では、過去の災害において、疾患を持つ方が避難所で提供される食事が摂取できず、栄養状態が悪化する例がありました。
今回、当社は被災地から要請された物品を送るプル型支援の実施を判断し、常温保存が可能で災害食に適している「まんぞく君」を選定のうえ、石川県栄養士会事務局へ送付。災害支援栄養チーム(JDA-DAT※:Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team)のスタッフによる被災者への聞き取りを経て、必要とされる方々の元にお届けしました。
当社は今後も被災地の方々に寄り添い、必要とされる支援に取り組んで参ります。
まんぞく君について
日本国内ではIBD(Inflammatory Bowel Disease=炎症性腸疾患とは、潰瘍性大腸炎やクローン病の総称)と呼ばれる難病と向き合う患者様が約21万人いると言われています。腸内の炎症は油脂や繊維質などが原因で症状が悪化することも多く、食品の成分に細心の注意を払いながらの食事管理が必要となります。当社はIBDの患者様とそのご家族の負担を少しでも減らし、毎日の生活をより楽しんでいただくために、1995年に脂肪と繊維を控えたおなかにやさしい商品として、IBD患者様向けのレトルト食品「まんぞく君」を開発しました。患者会の皆さまと一緒に商品化を進め、今年で発売29周年を迎えます。
本件に関する問い合わせ先
エームサービス株式会社 企画業務部 広報室
電話:03-6234-7522
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