「第19回日本給食経営管理学会学術総会」で示説(ポスター)発表を行いました
当社は、医療施設などで治療を支えたり、子供たちの健やかな成長に即した食事を提供する際、科学的な研究に基づくエビデンスがとても重要であると考えています。これにより、クライアント様に対して安心感のある信頼性の高いサービスの提供が可能になります。在籍する栄養士・管理栄養士の専門知識とスキルの向上に資する取り組みとして、大学院進学や学会での研究成果の発表を奨励し、さまざまな支援を行っています。
2024年 11月30日(土)、12月1日(日)に開催された「第19回日本給食経営管理学会学術総会」(同志社女子大学)で当社管理栄養士の川村葉香と本間知子が実践活動報告部門において示説(ポスター)発表を実施しました。
演題と発表者のコメント
「私学A中学校・高等学校給食における副菜残食数削減の取り組み」
・ 発表者 : 川村 葉香コメント
副菜の残数削減による適正な栄養を提供するための献立改善と栄養指導の取り組みについて、事業所での活動事例を発表しました。実績を言語化・図表化して規定内の文字数や紙面数におさめることや、事実を結果に基づき見やすくわかりやすく表現することが、通常の栄養教育資料の作成と異なり、大変苦労しました。大学院進学後は最新の栄養学と論理的思考、正しい情報の分析法を習得して研究課題に取り組みたいと考えています。
「病院給食における献立作成ツール開発の取り組み」
・ 発表者 : 本間 知子コメント
昨年度の東日本HSS事業本部内プロジェクトの取り組みで、献立作成時に適正な栄養価及び価格の関係性が確認できる散布図ツールを作成し、食材高騰対策を行った事例を発表しました。質疑応答では、ツールの実際の使用方法やその他食材高騰に対する取り組みについて異なる業種の方から質問を受け、多角的視野で物事をとらえる勉強になりました。
大学院進学後は積極的に学び・研究を行い、より良い品質のサービスを持続的に提供できる給食経営管理につなげていきたいと考えています。
本件に関する問い合わせ先
エームサービス株式会社 企画業務部 広報室
電話:03-6234-7522
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