社員食堂を通じて企業の健康経営を支援する「健康社食®アプリ」 実証実験を経て三井物産株式会社で導入を開始

健康・栄養 2020.11.13

全国で給食事業を展開するエームサービス株式会社は、食を通じたヘルスケアテック事業者の株式会社おいしい健康と開発したスマートフォン向けの「健康社食アプリ」について 、実証実験を経て、2020年11月より三井物産株式会社の社員食堂で本格的に運用を開始しました。

「健康社食アプリ」(以下:アプリ)は食堂利用者を対象に、食事と栄養摂取の履歴を自己管理できる社員食堂連動型のアプリ。社員食堂での食事履歴の簡単記録と、健診データや食事テーマに基づき、利用者一人ひとりに合ったおすすめの食事を提案する機能を備えた健康経営支援サービスです。

実証実験の結果、アプリを利用した約9割の方が健康意識の向上や行動変容があったと感じ、4人中3人がアプリを「使い続けたい」と回答。また、アプリと社員食堂のメニューを連動させることで、食堂の利用率や健康メニューを選ぶ頻度が上がることなどがわかりました。

当社は、三井物産株式会社の本年5月の新社屋への移転にあたり、社員食堂をはじめとする館内の飲食サービスを受託。同社の新たな働き方につながる「職場体験」の在り姿を検討する「Work-X」(Workplace Experience)プロジェクトの一環として、社員食堂においては「食事を通じて多様なメンバーが安全・安心に集える場の提供」と、「栄養バランスに配慮したメニューの提供による健康維持・増進へのサポート」が求められており、それらを実現する手段として、また、同社の健康経営施策の一つとしてアプリを採用いただきました。本社勤務者全員を対象に利用者を募集し、運用を進めています。

アプリの機能追加および拡張について

本格稼働に際しては、実証実験の結果に加えて、コロナ禍によるテレワークをはじめとした「新しい働き方」に対応すべく、ユーザビリティの向上や利用の促進に向けた改修を実施。

「オススメ」メニューや食事記録の更新時に通知を発信するプッシュ機能の追加に加えて、「食堂情報発信」においてはクライアントと当社の双方が健康管理や食堂に関する情報を簡便に発信できるように機能を拡張、また、アプリの人気機能の一つ「歩数記録」では、ランキング機能の充実化を図りました。これらを活用することにより、より効果的な運用と社内コミュニケーションの活性化を目指しています。

一方、在宅勤務者の増加により「家庭での健康管理」も課題になりますが、アプリが有する利用者に適した家庭料理の個別提案(パーソナライズ)や、そのご家族も含めた健康状態に合ったレシピの検索、献立作成機能などを通して、健康的な食生活をサポートしていきます。

画面イメージ

アプリの主な機能

健康社食®サービスについて

社員食堂を基点として企業の健康経営を包括的に支援する新サービス。今回本格運用を開始した「健康社食アプリ」と当社の管理栄養士/栄養士がICTを活用し、個別および集団サポートを実施する「健康社食コーチ」を合わせたもので、食習慣を見直すきっかけづくりや肥満の改善をはじめ、企業が抱える健康問題の解決につき幅広く支援することを目的としています。
*健康社食®はエームサービス株式会社の登録商標です。

株式会社おいしい健康概要

株式会社おいしい健康では、「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、生活者・家庭目線のヘルスケア事業を展開しております。生活者の健康を食事面から支えることは、病気予防や重症化防止に寄与するのみならず、その先にある「心からの笑顔」を増やすことにつながります。元気であってほしい、食べたい・食べさせてあげたいという家族の想いを叶え、予防や病気・高齢であっても、毎日を笑顔で過ごせる社会の実現を目指します。

本件に関する問い合わせ先

エームサービス株式会社 企画業務部 堀 容子
電話:03-6234-7522

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