言葉は心を動かすエネルギー!
ピンチを救ったときめきワードVol.1
言葉はときに、大きな力となります。元気をくれた言葉、救いとなった言葉、仕事観を変えた言葉、今でも心の拠りどころにしている言葉など、きっと皆さんにもあるはずです。今回は、エームサービスの社員が若手の時に「力になった言葉」をエピソードとともにご紹介します。あなたのときめきワードは何ですか?
以前のあなたより
できていることがたくさんあるよね。
自分を褒めてあげよう
(栄養士Hさん)
入社1年目、医療関係の事業所勤務だったHさんが、なかなか思い通りに成長できていないと自信をなくしていたころ上司からかけてもらった言葉。「調理がとても早くなったね」「スケジュールや進行の管理もできるようになってる」などとHさんの成長ポイントを具体的に挙げながら、過去の自分と比べて確実に成長している自分を褒めることが大事だと教えてくれたそう。おかげでHさんは肩の力が抜け、自信を取り戻すことができたといいます。それからのHさんはどんな仕事に対しても小さな目標を設定するように。目標をクリアできた自分を褒めてあげることで、モチベーションアップしていく心の持ち方ができるようになりました。さらには、細かく仕事を振り返って評価するようになり、自身の成長につながっているといいます。
仲間を頼っていいんだよ
(総合職Nさん)
Nさんが社員食堂の事業所でアシスタントとして経験を積み、責任者として別の事業所に異動する際に上司がかけてくれた言葉。入社4年目のことでした。多忙になると、仕事を一人で抱え込んでしまいがちなNさんの性格を知っていた上司ならではの一言でした。「仕事はチームでするもので、責任者だからといって全部を把握しなきゃいけないものではない」と言われ、気負っていたNさんはハッとしました。余裕を持って、チームで楽しく生き生きと働く上司の姿が目に浮かんだのです。と同時に「まだまだあなたは成長できるよ」と言われたようで、率直にうれしかったといいます。今では仲間に対して素直に協力を仰いだり、相談したりできるようになったNさん。その姿勢は、お互いに協力し合える風通しの良い職場づくりに一役買っているようです。
いつも一生懸命頑張っているから、
手を貸したくなるのよ
(栄養士Kさん)
入社2年目、社員食堂の事業所で働いていたKさんは、日々の業務に追われて心に余裕がなくなっていました。そんなKさんに、いつものように「何かすることない?」と声をかけてくれたパート社員の方にお礼を伝えたところ、返してくれた言葉です。職場は人と人とのつながりで成り立っていることをあらためて感じたKさんは、コミュニケーションを大切にし、「周りのスタッフをよく見ること」「感謝の気持ちを持つこと」「しっかり言葉や行動で伝えること」を心がけられるように。今では、お互いに自然と相談し助け合えて、気持ちよく働ける職場が作れているといいます。
きれいな仕事をしよう
(調理師Yさん)
入社1年目で仕込みを担当していたYさん。たくさんの食材とそれを時間内に処理しなければいけないことに気を取られ、食材が入っていた段ボールの片付けを後回しにして散乱させていました。そんなシチュエーションでの上司からの言葉です。「一つ一つの作業をきれいにしないと、きれいな料理ができたとしても、それはきれいな“仕事”ではないよ。全ての仕事がいい加減になる」と教えられたそうです。また、その上司には「日々勉強」とも言われたYさん。「食」は日常の一部なので、私生活でも食材や料理について考えることができると理解し、スーパーや外食先でも観察して仕事に生かすように。片付け癖がつき、観察眼が鋭くなっている現在のYさんには、上司の言葉が染み付いているようです。
これは君のサクセスストーリーなんだ!
(管理栄養士Oさん)
ステップアップを目指していた入社6年目のこと。Oさんは、社内公募を経て、本社所属でありつつもスポーツ関連の事業所で働くという特殊な勤務形態に。さらに目指していた公認スポーツ栄養士の資格取得もうまくいかなかったことで、不安でいっぱいになってしまいました。そんな状況を上司に相談すると、この言葉とともに「君がモデルケースとなり、後輩に新しい道を作るんだ!」と激励されたそう。時々不安になることもあるが、この熱い言葉を思い出すと今でも心が燃えてくるとOさんは振り返ります。後輩の道しるべになることも自分の使命と考え、日々業務に励んでいます。