にっぽんのおいしいもの
その8「かつお節」で食を楽しもう!
「食」のプロフェッショナルのエームサービスが、にっぽんのおいしい旬の食材を毎月ご紹介♪
6月のテーマは「かつお節」。
誰かにちょっと教えたくなるプチ情報とレシピをお届けします!
ちょっと得するプチ情報♪
かつお節は夫婦の象徴!?
かつおには、「雄節(おぶし)」と「雌節(めぶし)」があって、ぴったり合わさる形になっています。「鰹夫婦節(かつおぶし)」とも表現され、夫婦円満の意味があるので、「夫婦の象徴」として結婚式の引き出物にも使われています。
「勝男武士」と書いて「男性の力強さの象徴」とされていることも。昔は武士の報奨品としても使われていたそうです。
かつお節を使ったおいしい出汁のとり方をご紹介♪
一番だし
一番だしは濁りがなく、上品な味と香りが特徴。お吸い物や茶碗蒸しなどにオススメです☆
材料
かつお節・・・・・30g
昆布・・・・・・・15g(5×10cm)
水・・・・・・・・1L
作り方
1. 鍋に水と昆布を入れて30分~1時間ほど浸けます。その後、弱火で10分ほど加熱します。
2. 沸騰する直前で昆布を取り出し、火を止めてかつお節を入れて5分ほど置きます。
3. かつお節が鍋底に沈んだら、キッチンペーパーや布などで濾します。
*だしがらは捨てないでね♪
二番だし
二番だしは、一番だしの「だしがら」を煮出してとった出汁のことです。一番だしよりも香りは弱いけれど、うま味が濃いのが特徴。煮物や鍋物にオススメです☆
材料
一番だしの「だしがら」・・全部
水・・・・・・・・・・・・1L
かつお節・・・・・・・・・5~10g
作り方
1. 鍋に一番だしの「だしがら」と水を加えて火にかけます。
2. 沸騰してきたら、かつお節5~10gを追加して火を止めて約5分置きます。
3. キッチンペーパーや布などで濾します。
お手軽レシピ♪①
一番だしでつくるキホンのすまし汁
材料(2人分) *調理時間20分
一番だし・・・・・350ml
しょうゆ・・・・・小さじ1
酒・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・少々(2つまみ)
お好きな具材・・・しいたけ、麩、三つ葉など
作り方
- 鍋に一番だし、しょうゆ、酒、塩を入れて弱火で火にかけます。
- お好きな具材を一口大に切って入れます。
- 具材に火が通ったら、器に盛り付けて完成!
お手軽レシピ♪②
だしのうまみが◎!炊き込みご飯
材料(2人分) *調理時間20分+炊飯時間
二番だし・・・・・190cc
米・・・・・・・・1合
鶏もも肉・・・・・50g
こんにゃく・・・・80g
ごぼう・・・・・・60g
油揚げ・・・・・・1/2枚
にんじん・・・・・60g
三つ葉・・・・・・少々
酒(下味用)・・・・・小さじ1
しょうゆ(下味用)・・小さじ1
みりん・・・・・・大さじ1/2
しょうゆ(薄口)・・・大さじ1
下ごしらえ
- 米を洗って30分浸水させ、ザルに上げて水気を切ります。
- 油揚げに熱湯を回しかけ、粗熱を取って、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- こんにゃく全体に塩をまぶして、5分ほど置きます。鍋でお湯を沸かし、そのままこんにゃくを入れて2~3分茹でます(あく抜き済みの物は下処理はいりません)。
- ごぼうをささがきにし、水にさらしてアク抜きをします。
- 鶏もも肉の余分な脂と筋を取り除いて、1cm角に切り、酒としょうゆに漬けます。
作り方
- こんにゃく・油揚げ・にんじんを5mm幅の細切りにします。
- 炊飯器に、米・二番だし・みりん・しょうゆを入れます。1. の具材とごぼう・鶏もも肉をのせて普通炊きで炊飯します。
- 底からすくうように混ぜて、器に盛ります。お好みで三つ葉を添えたら出来上がり♪
次回、7月は「トマト」をご紹介します!お楽しみに♪
毎月19日は食育の日
エームサービスでは内閣府が定めた毎月19日の「食育の日」に、「日本の食文化を見直そう!」というテーマで旬の食材を使った様々なイベントを開催。多くのお客さまに、にっぽんのおいしいものをお届けしています♪