にっぽんのおいしいもの
その13「こんにゃく」で食を楽しもう!
「食」のプロフェッショナルのエームサービスが、にっぽんのおいしい旬の食材を毎月ご紹介♪
11月のテーマは「こんにゃく」。
誰かにちょっと教えたくなるプチ情報とレシピをお届けします!
ちょっと得するプチ情報♪
こんにゃくの下処理方法
最近は、あく抜き済みのこんにゃくも売られていますが、そうでない場合は下処理をすることで、あくや独特の臭みがとれます。余分な水分を出すことで味が染み込みやすくなるので、調理の前にひと手間かけてみてはいかがでしょうか♪
【手順】
①こんにゃく1枚に対して小さじ1杯程度の塩または砂糖をもみこむ。
②沸騰したお湯で2~ 3分茹でる。
こんにゃくいろいろ☆
同じこんにゃく芋が原料でも形は様々。
一部ですが、いろいろなこんにゃくをご紹介します♪
【板こんにゃく】
スタンダードなこんにゃく。料理の用途によって切り方を変えられます。関西では黒、北海道・東北では白こんにゃくが好まれます。
【糸こんにゃく=しらたき】
細いこんにゃく。すき焼きや和え物に◎
【つきこんにゃく】
板こんにゃくをところてんのように押し出したこんにゃく。味が染みやすいので炒め物に◎
【玉こんにゃく】
型を使わず丸めたこんにゃく。煮物やおでんに◎
【さしみこんにゃく】
下処理せずに水洗いのみでそのまま食べられるこんにゃく。酢みそや醤油で食べたり、サラダやマリネにも◎
「手綱こんにゃく」の作り方
お節料理でよく目にする「手綱こんにゃく」。火の通りが良くなり、味も染みやすくなります。お箸でも掴みやすく、食べやすいところも◎「良縁成就」の縁起も担いでいます♪
【作り方】
①板こんにゃくを5~ 8mm幅にカットし、中央に切り込みを入れる。
②切り込みに、片側の端をくぐらせて、両方をひっぱる。
③完成!
お手軽レシピ♪
こんにゃくが主役!?こんにゃく和風カレー丼
材料(4人分) *調理時間約30分
こんにゃく・・・・110g
豚バラスライス・・120g
ニンジン・・・・1/3本
ゴボウ・・・・・1/4本
玉ネギ・・・・・1/2個
しめじ・・・・・1/2房
カレー粉・・・・8g
カレーフレーク・・40g
めんつゆ・・・・40cc
油・・・・・・・大さじ2
水・・・・・・・480ml
酢(あくぬき用)・・480ml
片栗粉・・・・・20g
(片栗粉用の溶き水)・・30cc
万能ネギ・・・・少々
ご飯・・・・・・4人分
下ごしらえ
- こんにゃくの下処理をします。
*「こんにゃくの下処理」をご参考に! - 1. のこんにゃくを一口大に切ります。
*スプーンを使って切ると粗くなり味が染みやすくなりますよ! - ゴボウを乱切りして酢水にさらします。
- ニンジンを乱切りに、玉ねぎを2 cm角に切ります。
- しめじは石づきをとって、ばらばらにしておきましょう。
作り方
- 油をフライパンに引き、豚肉を炒めたら、下ごしらえしたこんにゃく、ゴボウ、ニンジン、玉ネギ、しめじを入れ、カレー粉を加えて炒めます。
- 具材全体にカレー粉がなじんだら、水を入れ、めんつゆを入れます。
- 火が通ったら、あくをとり火を止めます。
- カレーフレークを入れ、溶けるまで混ぜてから火にかけます。
- 片栗粉を水で溶き、フライパンに入れてとろみを付けていきます。
*全部を入れずに、とろみ加減を見ながら入れると◎ - とろみが付いたら、ご飯にかけます。お好みで万能ネギをのせたら完成です♪
次回、12月は「アボカド」をご紹介します!お楽しみに♪
毎月19日は食育の日
エームサービスでは内閣府が定めた毎月19日の「食育の日」に、「日本の食文化を見直そう!」というテーマで旬の食材を使った様々なイベントを開催。多くのお客さまに、にっぽんのおいしいものをお届けしています♪