事業所自慢の名物・看板メニュー、No.1に輝いたのは!? 第11回「いべログ大賞」を発表！
エームサービスのプラットフォーム「いベログ」を活用した料理コンテスト「いベログ大賞」。先日、総投票人数559名の皆様のご協力のもと、第11回目となる大賞が決定しました。今回は、大賞に輝いたメニューと惜しくも大賞を逃したメニューの他、レシピに込められた想いや受賞メンバーの声、今後の「いベログ」の取り組みなどをレポートします。
「いベログ」企画・運営を担当する猪野さんに伺いました。
「いべログ大賞」とは？
【profile】
2007年総合職として入社し、現在17年目。1年間の現場研修後、総合職の採用担当、法務、社員食堂運営、仕入部門を経て、現在IDSセンターで地域との取り組み、食堂の満足度調査、「いベログ」の企画運営などを担当する。
「『いベログ』は、エームサービスの各事業所の取り組みを全国に届けることができる情報プラットフォームです。他の事業所の取り組みを参考にしたり、なかには直接連絡を取り合ってレシピを共有しているところもあったりと、自由に活用できる点が魅力です。今回行われたのが、その『いべログ』を使った料理コンテスト『いべログ大賞』。毎回異なるテーマのもと、各事業所が提案するメニューのなかから、社員に配布されているスマートフォンによる個人投票で大賞を決定しています」（猪野さん）
第11回目となる「いベログ大賞」のテーマとは？
「今回のテーマは『全社展開したい事業所自慢の名物・看板メニュー』です。主食やデザート、季節のイベントにまつわるメニューや異国の味を再現したものまで、さまざまなジャンルのメニューが届きました。特に最終選考に残ったものは、各事業所が今まで継続してきたことや、驚きのアイデアが詰まったものなど、それぞれの個性が色濃く出ていたように思います。ぜひ、皆さんも参考にしてみてください」（猪野さん）
第11回「いべログ大賞」発表！
大賞に輝いたメニューとは!?
【「病院・医療/福祉施設系事業所」部門】大賞受賞
ハロウィンカレー&ハンバーグ（獲得票数172票）
北関東エリアにある国立病院
【猪野さんcomment】
ハロウィン仕様のおばけやカボチャがかわいく表現されていて、子どもたちの喜ぶ姿が目に浮かびました。きっと“食べることの楽しさ”が伝わったと思います。
受賞された事業所の皆様。おめでとうございます！
【事業所profile】
新規オープンから約1年と新しく、若い力が活躍している事業所です。毎日試行錯誤しながら、みんなで力を合わせて運営しています。月に一度、実施される幼児向けの食のイベントでは、さまざまなキャラクターの食事を提供し、お子様に喜んでいただいています。また、できる限り、丸野菜を使用して、毎日出汁をとるなど、手間をかけた食事を心掛けています。
Ｑ．受賞を知ったときのお気持ちを教えてください。
大賞を受賞したと聞いたときは、とてもびっくりしました。従業員はもちろん、病院のクライアント様にも喜んでいただけたのでよかったです。特に、今回のメニューは、クライアント様が献立を担当しているので、喜びを分かち合えたこともうれしかったです。
Ｑ．今回大賞を受賞したレシピのポイントを教えてください。
普段から、野菜を仕入れて現場で一から加工しているので、硬さや切り方を工夫して、素材の味わいを生かしたメニューにするように心掛けています。今回のメニューは、幼児向けの食事のため、お子様に喜んでもらえるよう、かわいさを重視して作りました。多くのお子様から「かわいい～」と喜びの声をいただけたことも印象に残っています。
Ｑ．メニュー開発にあたって苦労した点を教えてください。
今回受賞したメニューの献立は、クライアント様が作成したものだったので、まずは献立を見ながらどんな完成形にするか、イラストや写真を使って念入りに打ち合わせをしました。完成をイメージしてしっかり具現化すること、クライアント様とのイメージの相違のないよう努力しました。
Ｑ．「いベログ」をどのように活用していますか？
いつも「いべログ」を見て、他の事業所の取り組みや献立を考える際の参考にしています。
授賞式が執り行われました！
【「社員⾷堂/職員⾷堂系運営事業所」部門】大賞受賞
カボチャクリームのカルボナーラ＆
秋野菜のカチャトラ風カレー（獲得票数150票）
多摩地区にある国内系メーカーの事業所
【猪野さんのcomment】
毎月お客様に向けた「食育」イベントをスタッフ全員で楽しみながら取り組み、テーマ食材を使った鮮やかで食欲のそそるメニューを考案している事業所です。今まで継続してきたことが実を結んだ好事例だと思います。
受賞された事業所の皆様。おめでとうございます！
【事業所profile】
従業員一同、お客様のことが大好きで、「毎日食堂に来れば何かやっている」と思ってもらえるよう、日々楽しく運営しています。お客様にとっても食堂側にとっても「Win-winな食堂運営」がコンセプト。お客様に満足して食事をしてもらう“喫食”率＝お客様の評価（食堂運営の評価）と考え、向上に努めています。今後もより一層お客様とつながれるよう、連携したイベントやリクエストメニューの実施、食堂アプリの導入など、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
Ｑ．受賞を知ったときのお気持ちを教えてください。
「多摩甲信越プロジェクト」の栄養士の方々とチームを結成し、毎月19日の“食育の日”にその月のテーマ食材を使った「パスタ＆カレー」を提案しています。今回受賞したのは10月のテーマ食材「カボチャ」を使ったメニュー。レシピ・販促物・パッケージなど、一から時間をかけて作り上げた年間イベントメニューでもあったので、喜びはひとしおでした。事業所メンバー、そして携わってくださった全ての方々へ感謝申し上げます。
Ｑ．今回大賞を受賞したレシピのポイントを教えてください。
「美味しく！ 楽しく！ 食堂から食文化を発信」をテーマに、お客様に毎月19日を楽しみにしていただけるようなメニュー作りを心掛けています。「秋野菜のカチャトラ風カレー」は、“カチャトラ”という普段口にする機会が少ない料理でも“美味しく、楽しく”知っていただきたいという思いで調理責任者（洋食のシェフ）を中心に考案したものです。食欲をそそるよう、彩り野菜をトッピングしました。「カボチャのクリームカルボナーラ」は、カボチャのおいしさを生かしたメニューにしたいという思いで作りました。カボチャのうま味たっぷりの濃厚ソースはもちろん、焼きカボチャをのせたところもポイントです。
Ｑ．メニュー開発にあたって苦労した点を教えてください。
毎号テーマ食材を使って栄養バランス、メニューのバリエーションを考えることに苦労しています。また、全24品のパッケージ作成のため、試作から撮影まで多くの時間を要したこともたくさんの方々のご協力なしではできなかったことです。
Ｑ．大賞を受賞したレシピの反響はありましたか。
大賞受賞の祝賀会があり事業部の活性や縦横の関係性の強化に大きくつながったと思います。クライアント様にも大変喜んでいただき、今回の受賞がクライアントリレーション、顧客満足度の向上にもつながりました。
Ｑ．「いベログ」をどのように活用していますか？
普段から「いべログ」への投稿を積極的に行っています。「いべログ」は、投稿すると記録として残すことができるので、イベント実施の際や資料作成ときの参考にするなど、役立てています。
他にも魅力的なアイデアが満載！
惜しくも大賞を逃した上位のメニューはこちら！
今回、大賞は逃したものの、最終選考に進み、多くの票を獲得した
メニューを紹介します。各事業所の個性が光る味わいにご注目ください。
【「社員⾷堂/職員⾷堂系運営事業所」部門】
ぽてちーラーメン（獲得票数120票）
九州エリアにある国内企業の事業所
【猪野さんcomment】
考えもつかない斬新なメニューに驚きました。まさに事業所スタッフのオリジナリティーが発揮されたメニューですね。「世界でここでしか食べられない」というお客様の興味を引くキャッチフレーズもGOODです。
【「病院・医療/福祉施設系事業所」部門】
敬老の日御膳（獲得票数119票）
九州エリアにある病院事業所
【猪野さんcomment】
患者様のリクエストに応えつつ、いつもより“ひと手間”かけることで付加価値もプラスしている、心温まるメニューです。彩りもきれいで、エームパーソンの総合力が光っています。
【「社員⾷堂/職員⾷堂系運営事業所」部門】
ベトナムイベント（獲得票数113票）
東海エリアにある国内メーカーの事業所
【猪野さんcomment】
ベトナム出身の従業員の方の“故郷の味を！ ”という熱いリクエストに応えたイベントメニュー。お客様とのコミュニケーションツールとしても生きたのではないかと思います。
【「病院・医療/福祉施設系事業所」部門】
七夕寒天（獲得票数103票）
関東エリアにある介護施設の事業所
【猪野さんcomment】
製作者が以前から作りたいと思っていた“想いが形になった”デザートです。アイデアと工夫が詰まっています。七夕の天の川を上手に表現していて、見た目の色合いもとても美しいですね。
今後も事務所オリジナル・全社共通のイベントを実施していきます！
この度は、多くのエントリーありがとうございました！ 「他の事業所でどんなメニューが人気なのか」「サンプルやサイネージの見せ方」など、情報収集の場として活用できる「いベログ」。これからも事務所オリジナルや全社共通のイベントを随時行っていく予定です。加えて、最近では「いベログ」を事業所同士のコミュニケーションツールにしたり、独自に「いベログ大賞」を実施している事業部もあったりとさまざまな活用事例が出ています。今後はそういった社内SNSの活用についての事例を皆様にお届けできるよう、向上に努めていければと思います。
