gofun(ごふぁん)

ヒト 2024.06.14

サラ・L・カサノバさんがエームサービスの事業所と本社オフィスを訪問

5月14日、元日本マクドナルドホールディングス株式会社の会長で現在当社の親会社である三井物産株式会社の取締役をされているサラ・L・カサノバさんに当社が受託運営する事業所と本社オフィスを訪問いただきました。

最前列左から2番目より ①中井一雅 取締役専務執行役員 ②才木俊一郎 取締役常務執行役員 ③サラ・L・カサノバ 取締役 ④末廣正史 取締役常務執行役員 ⑤小谷 周 代表取締役社長 ⑥小野川 貴 ウェルネス事業本部 ホスピタリティ事業部長 (①③⑥三井物産 ②④⑤エームサービス) 

事業所訪問と会話のハイライトは「人財」

当日はさわやかな陽気に恵まれる中、当社が都内で受託運営する大型急性期病院内の事業所にお越しいただき視察はスタートしました。
当社社長小谷をはじめ担当役員、事業所のスタッフがご案内し、患者食と職員食堂、外来レストラン、カフェ、コンビニエンスストアの5業態の運営内容についてご説明しました。また、医療・福祉施設を中心に展開する当社のヘルスケアサポートサービスの特徴や、患者様・施設を利用されるお客様に安全・安心な食をご提供するための留意点、満足度を高めるための日々の工夫などについてご紹介しました。

その後、ビジネスダイニングサービスの事例として、総合情報サービス企業内の社員食堂に移動し、ランチタイムに向けた運営準備の様子をご覧いただきました。クライアント様が社内アンケートを基に情報交換やコミュニケーションの場の創出につながる、「会社に行きたくなる」施設を目指し、2023年にリニューアルされた食堂フロアは、木目やグリーンをふんだんに取り入れたくつろげる空間。当社は社員食堂とカフェの運営を受託し、クライアント様と社員の皆さんのニーズに食の側面から応えるべく、お客様の目の前でシェフが料理を仕上げる「ライブキッチン」や「グラムバイキング」、焼き立てパンなど、おいしく健康的なメニューと心地良いサービスの提供にスタッフが一体となって取り組んでいます。

両事業所を通して、カサノバさんからは施設内でのお客様動線から、食材の仕入れ・配送、メニューの内容、お客様からいただくご意見に対する対応方法に至るまで、多くのご質問をいただくとともに、同じフードサービス業界で積み上げられた知見を基に、細やかなアドバイスをいただきました。

ビジネスダイニングサービスの事業所にて
運営準備の様子を視察

また、スタッフ一人ひとりに笑顔で声をかけられるカサノバさんとの会話の多くは「人財」に関するもので、全国の拠点で働くエームパーソン(当社社員)が輝く事業所の運営や、それら拠点を管理するマネジャーが、書類ではなく「人財」に意識を集中できる会社の組織や仕組みをどのように創り上げていくかといった、当社の継続する取り組みにまで話題は及びました。

エームパーソン(当社社員)へのメッセージ

エームサービスの本社訪問では、オフィスツアーとして4月にリニューアルをした21Fフロアに社員が集まり、カサノバさんの到着を拍手でお迎えしました。その際、エームパーソンに向けていただいたメッセージをご紹介します。

カサノバさんの一語一語に
多くの社員が聞き入りました

‟「私はサラと申します。はじめまして。よろしくお願いします。」

私が知っている日本語はこれだけです(笑)。本日は朝から中井さん(三井物産株式会社 取締役専務執行役員)と小谷さん、その他のエームサービスのリーダーシップチームの皆さんと、とても素晴らしい時間を過ごしました。いろいろな話をしましたが、その中でも「人財」、そして「チームワークの大切さ」についてたくさん話ができたことが、もっとも印象に残っています。エームサービスとメフォスが携わるフードサービスという事業にとって、チームで協力し合うということがすべてだからです。

ですから、皆さんが毎日病院や企業、スポーツ施設などで、そこで働く人々のために、つまりはお客様を笑顔にするために取り組んでいただいているすべてに感謝を申し上げます。一人ひとりの貢献が、私たちがお客様に提供するサービスの満足度を高めるために、信じられないほど重要な役割を果たします。私たちは常にお客様への思いをもってサービスを提供することに意義があることを忘れないでください。

例えば、あなたが病院に患者として入院しているとしたら、それは病気になっているからで、心配ごともたくさんあるはずです。そのような1日の中で食事はとても大事なものとなります。そこで提供される食事は、見た目が華やかで安心できて、おいしいことが大切です。そして、何よりも笑顔と共に提供されること、そこに大きな違いが生まれます。

皆さんが毎日してくださっていることのすべてがとても大切なことです。改めて感謝を申し上げたいと思います。そして、ここまでの訪問を締めくくるために、最後に一言お伝えしたいことがあります。それは、フードサービスは「とても楽しい」ということです。

 

企業内大学「わたしアカデミー」のメンバーと
テストキッチンにて

この度のカサノバさんの訪問を受けて、「最高の人財で最高のサービスを提供する。」というエームサービスが大切にする価値観を改めて社内で共有するとても貴重な機会となりました。今後もエームパーソン一人ひとりが熱意を持って真摯に業務に取り組み、お客様を笑顔にするサービスを提供してまいります。

サラ・L・カサノバさん プロフィール

19911          マクドナルドカナダ入社
19971          マクドナルドロシア/ウクライナ マーケティングシニアディレクター
20017          マクドナルドカナダ マーケティングシニアディレクター
200410        日本マクドナルド(株)マーケティング本部執行役員
20074          同社ビジネスデベロップメント部上席執行役員
20097          マクドナルドマレーシア マネージングディレクター
20125          マクドナルドマレーシア マネージングディレクター並びに
2012年5月          マクドナルドシンガポ ール及びマクドナルドマレーシア
2012年5月          リージョナルマネージャー
20138          日本マクドナルド(株)代表取締役社長兼CEO
20143          日本マクドナルドホールディングス(株)代表取締役社長兼CEO
20193          日本マクドナルド(株)代表取締役会長
20213          日本マクドナルドホールディングス(株)代表取締役会長
20236          三井物産(株)社外取締役(現任)

「ヒト」に関する記事

コラム一覧へ戻る