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ヒト 2024.06.27

時短勤務で活躍する事業所マネジャーにインタビュー! 子育てと仕事を両立する働き方とは?

エームサービスには、子育てと仕事を両立して活躍している社員が数多く在籍します。なかには時短勤務制度を組み込んで、自分の働き方を確立している社員もいます。そこで今回は、九州地区の病院事業所2カ所にて、時短制度を利用しつつマネジャー(事業所責任者)として活躍されている佐藤さんと長峯さんに、上手にワークライフバランスをとるコツをお伺いしました!

佐藤さん(左)
2002年にパート社員として入社。2008年から正社員に。2015年3月に産休・育休を取得(第一子出産)。2016年4月に復職し、同年5月よりマネジャー職に復帰。2017年9月に産休・育休を取得(第二子、第三子の双子を出産)。2019年4月にマネジャー職として復職。新規事業所開設を経て、現在マネジャーとして勤務。

長峯さん(右)
2008年に入社し、2012年主任を経てマネジャー職に。2019年2月に産休・育休を取得(第一子出産)。2020年7月に復職。2021年1月に産休・育休を取得(第二子出産)。2022年8月に栄養士職として復職し、現在マネジャーとして勤務。

現在の業務内容についてご紹介いただけますでしょうか。

佐藤さん 元々は事業所運営全般を担当していましたが、育休を経て、主に事務業務の担当に。現在は常に運営現場に入っているという感じではありませんね。クライアントさんとの折衝や事業所管理を中心に担当させてもらっています。


長峯さん 私は今でも運営現場に入っていますが、基本的には佐藤さんと同じように事務全般を担当しており、たまに現場の洗浄業務などにも入っています。元々、栄養士職ですが、今は栄養士の業務ではなくマネジメントの業務をしています。

お子さんと勤務時間について教えてください。

佐藤さん 私には子どもが3人いまして、上が小学校4年生、下は双子で小学1年生。みんな女の子です。家がとても賑やかで、全然子育てを大変と思わないたちなので、毎日が本当に楽しいです。会社からは活躍の場を与えていただき、時短でもマネジャーを任せてもらえました。勤務時間は、今は9時30分から16時45分で、土日、祝日は休ませてもらっています。

長峯さんのご家族

長峯さん うちもみんな女の子で、姉が年長さん、妹は3歳です。私が育休から復帰したときに妹は保育園に行っていたのですが、姉妹別々に幼稚園と保育園へ送り迎えをするのが大変でした。妹が姉と同じ幼稚園の4年保育(年少の下にあたるクラス)に入れたので、送り迎えが1回になってだいぶ楽になりました。今の勤務時間は朝8時から14時45分までです。土日、祝日は基本的にはお休みをもらっていますが、シフトに人がいないときは出勤します。

どのような働き方をされていますか?

佐藤さん 1人目のときは事業所にも近かったですし、子どもを保育園に入れられたので、産休明けでも時短にする必要がなくフルタイム勤務で戻ってこられました。幸い夫の実家も私の実家も近くにあったので、そのときは「働き方を変えなきゃ!」という強い意識はなく、出産前とほぼ変わらずフルタイムで働いていました。

次の子が双子だったのですが、そのときも同じ事業所に復帰しました。1人目のときはその子を保育園に預けていけばよかったのですが、子どもが3人となるとフルタイムのときのように8時や9時に出勤するのが難しく、働き方を見直した結果、時短を選択しました。
私の夫も子育てに積極的に協力してくれています。

長峯さん 私は1人目のときは自分の実家の近くに住んでいたので、大変さはありつつも、お迎えに間に合わないときなどは母に頼ることができたんですよね。
2人目を出産したときに引っ越して、職場には近くなりましたが、実家からは遠くなりました。また、引っ越し後、上の子がなかなか保育園に入れず幼稚園にしたのですが、ほとんどのお母さんたちは3時くらいまでに子どもたちが待つバス停へ迎えに行っていました。うちの子だけ他の家とは違うのも嫌だろうなと思い、私も3時に迎えに行けるよう仕事を終えていました。

マネジャーになるときっちり毎回同じ時間に帰るのがなかなか難しい部分があり、自分の性格上ズルズルと残ってしまうので、子どもの習い事を夕方に入れたりして「送り迎えのために絶対帰らないといけない」状況を作り出し自分を追い込みました。

旦那さんとの分業はどのようにされていますか?

長峯さん 実は私の夫もエームのマネジャーとして働いています。朝は料理や洗濯などの家事を2人で済ませて、子どもが準備できたら夫が幼稚園に送ってくれています。おかげで私も先に家を出られているので、とても感謝しています。マネジャーになるときに家事の分担についてしっかり話し合って、協力しながら計画どおりに実行できたことで今の働き方ができていると思います。そうでなかったら絶対マネジャーで働けませんでした。

佐藤さん 朝は私の担当なんですが、バタバタして出勤時間ギリギリになることもあったりします。夜は夫の担当で、子どもをお風呂に入れるところまで全部してくれます。学童へのお迎えは夫婦で協力して行っています。この仕事に理解を示してくれる人だったからこそ、マネジャーを続けられたのだと思っています。

生活スケジュールを教えてください。

佐藤さん 朝6時に起きて夜9時に寝ます。

長峯さん 全く一緒ですね。100%の家事をこなそうとすると寝るのが0時になってしまったりしますけど、毎日はできませんね。休みの日に家事をするかというとそうではなく、全力で休日を楽しんでいます。

佐藤さん 私は朝に家事をしますね。夜は一切家事をしたくならないです。夫も何かしら思っているかもしれないけど、朝にはしっかりやるからか何も言いません。

マネジャーとしての働き方の魅力や意識していることを教えてください。

長峯さん 仕事に対する意識が全然違いますね。現場に入っていたときは自分が抜けた穴は誰か一人が代わりに入らなきゃいけませんが、マネジャーの仕事は数人で分担して手伝いをしてくれれば埋まります。そうできるように人員を整備していくこともマネジャーだからこそできたのかなと思います。洗浄業務だったり、納品作業をしたりと、みんなのサポート役としてのマネジャーがいるとみんなもとても助かると思います。
周りの方にも小さなお子さんがいるので、みんなフォローしてくれるし「子どもが発熱したらしょうがないよね」って言ってくれる。

佐藤さん 誰も責める空気がないんですよ。自分もそうできているし、誰かが急に「休む」となっても「しょうがないよね」って思える。「どうぞ休んでください」ってわけじゃないですけど、似た気持ちですね。

長峯さん 「何とかします!」「今日〇〇さんがいるから何とかなります!」とかっていうのを皆がパッと考えてくれて、フォローし合っているから働けるのかなと。その後自分が出勤したときは、ひたすら洗浄でも何でも頑張れますよ!

佐藤さん 自分たちもいずれ支える側になるということですよね。若い子たちも今の自分たちのような立場になったときに、こんなふうに働けるんだって思ってほしいですね。

長峯さん 私がいる事業所には栄養士が多いので、「こんな働き方の人もいるんだ」というのを見てもらいたいですね。若い方は特に子育てとの両立に悩む時期ってあるじゃないですか。「子育てしながらでも働きたいです」っていう言葉を面談のときに聞いたりするので、働き方の見本にしてもらえたらありがたいですね。

佐藤さん 私の考えるマネジャーの働き方の良い所に、自由がきくというのがあるんですね。クライアントさんとの折衝から従業員のフォローまで全てをするけど、その代わり一つの業務にはまらなくていい、「これはできないけど、こっちはやる」というふうにできる。マネジャーとして事業所運営をリードして、部下の進捗確認やフォローをする方が自分の性にも合っていると思いますし。

働き方はもっといろいろあると思います。マネジャー以外でも、例えばニュートリションチーフとして時短勤務をしている栄養士の方がいますが、その方はバリバリ働いているようですよ。自分の働きたいスタイルで働けるのが一番だと思うので、そこに自分でどう持っていくのかが大事だと思います。会社も柔軟に対応してくれるので、とてもありがたいです。

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