アスリートが高いパフォーマンスを発揮するためには、「トレーニング」「休養」そして「栄養」のバランスを整えることが大切です。当社では「チーム及び選手個人を対象とし、栄養状態の改善や食事改善を支援するサービス」をスポーツ栄養サポートと定義し、管理栄養士・栄養士を中心に社員食堂や医療現場などで培った経験と研究活動で得られた知見を生かしながら、現在、約60の企業や団体、学校において食事提供や食環境整備、栄養教育を実施しています。
アスリートへのスポーツ栄養サポート・食事提供
世界基準の豊富な実績と高い専門性をもってきめ細やかに対応します。
世界が注目するスポーツイベントや国際会議などにおいて、コンサルティングから運営まで中心的な役割を担ってきた米国アラマーク社。当社はその確かなノウハウを吸収し、エビデンスに基づいたスポーツ選手への栄養サポートやVIP、スタッフのための飲食提供業務を幅広く展開しています。

管理栄養士・栄養士によるアスリートへの栄養サポート

アスリートへの食事提供

アスリートの食事は、必要な栄養素を過不足なく摂取できなければなりません。そのため、食事内容は、研究活動で得られた知見を生かし、競技内容をはじめ、トレーニングや試合前後の時期に合わせて調整し、選手一人ひとりのコンディションにも配慮するよう必掛けています。
同時に、食事は厳しいトレーニングの合間の楽しみでもあるため、栄養士と調理師がチームとなってその両方の要件をみたす食事の提供に努めています。
選手のコンディショニングに合わせたメニュー


アスリートへの栄養教育

公認スポーツ栄養士に加え、専門知識を持った管理栄養士・栄養士が、アスリートやご家族のご要望に応じて、食事提供や遠征への同行、現地の食事環境整備、競技に合わせた体づくりの為のアドバイスなどを行い、 「あらゆる食環境において、選手がコンディショニングやリカバリーを自己管理できるようになること」を目的としています。
エビデンスに基づいた食事提供
大学をはじめとする外部の研究機関との連携を積極化させ、エビデンス(科学的な裏づけ)に基づいた食事提供と栄養教育を目指しています。
早稲田大学スポーツ栄養研究所との取り組み
2013年7月、「早稲田大学スポーツ栄養研究所」に共同研究者として参画し、当社のスポーツ栄養サポートの取り組みをさらに加速するとともに、研究活動を通じて得られた知見を業務に生かしています。
「早稲田大学スポーツ栄養研究所」は、アスリートのための最新の栄養・食事ガイドラインの策定を目指した研究を積極的に実施することにより、アスリートに対する栄養アセスメントと食事管理方法を確立することを目的として、2013年4月に発足しました。
早稲田大学スポーツ栄養研究所の概要
発足 | 2013年4月 |
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研究テーマ | アスリートのための最新の栄養・食事ガイドラインの策定 |
所長 | 田口 素子 早稲田大学スポーツ科学学術院教授 (公財)日本陸上競技連盟医事委員 |
専門分野 | スポーツ栄養学 |
所属学会 | 日本栄養改善学会、日本体力医学会、日本トレーニング科学会、日本スポーツ栄養学会、 女性スポーツ医学研究会、アメリカスポーツ医学会 |
略歴 | 企業勤務、国立健康・栄養研究所研究員、国立スポーツ科学センタースポーツ医学研究部研究員、日本女子体育大学准教授を経て現職。 ジュニアからトップレベルまでスポーツ選手及び指導者に対する栄養指導の第一人者。 2012年4月よりエームサービスのスポーツ栄養サポートに関するアドバイザー契約締結 |
管理栄養士・栄養士の教育

アスリートに質の高いサポートを提供するために、情報交換会や外部講師による講演、スキルアップセミナーを実施するなど、スポーツ栄養に携わる管理栄養士・栄養士の教育体制を整えています。また、「公認スポーツ栄養士」の資格取得を推奨しており、有資格者は年々増加。現在18人(2022年時点)が在籍しています。
公認スポーツ栄養士:公益社団法人日本栄養士会および公益財団法人日本スポーツ栄養学会による共同認定の資格。養成講座を受講し、検定に合格したものが、スポーツ栄養の専門家である公認スポーツ栄養士の資格を取得することができる。
トータルサービスでアスリートの成長と活躍を応援
日本のトップレベルのアスリートが国際競技力を高めるための総合トレーニング施設では、宿泊施設における食事・栄養管理サービス、フロント業務、客室・清掃業務と、屋内トレーニング施設の受付業務などを受託しています。



国際競技会や国際会議におけるトータルコーディネート
国際的な大型スポーツイベントや国際会議などで、スポーツ選手をはじめ、VIP、スタッフへの飲食関連サービスを数多く提供してきました。アスリートのパフォーマンスに必要な栄養補給や多様な食習慣に配慮し、世界各国の料理や宗教食(ハラール食・コーシャ食)、グルテンフリー、ベジタリアン向けの食事のノウハウを蓄積しています。
また、クライアント様のご要望に合わせて、イベント全体のコーディネートや選手の宿泊管理まで承ります。
ご要望に応じてイベントをコーディネート


受託実績
国際競技大会
アラマーク社受託業務の運営サポート
- 第12回アジア競技大会(1994年/広島)
- 第6回世界少年野球大会(1995年/岐阜)
- 第26回オリンピック夏季競技大会(1996年/アトランタ)※
- 第18回オリンピック冬季競技大会(1998年/長野)
- 第7回パラリンピック冬季競技大会(1998年/長野)
- 第16回コモンウェルス競技大会 (1998年/クアラルンプール)
- 第13回アジア競技大会(1998年/バンコク)
- 第27回オリンピック夏季競技大会(2000年/シドニー)※
- 2002 FIFAワールドカップ日本組織委員会よりフードサービス管理業務を受託(2002年/日本)
- 第28回オリンピック夏季競技大会(2004年/アテネ)※
- 2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会 (2005年/長野)
- 2005年FISA世界ボート選手権大会(2005年/岐阜)
- 2007年ユニバーサル技能五輪国際大会(2007年/静岡)
- 第29回オリンピック夏季競技大会(2008年/北京)※
- 第16回アジア競技大会(2010年/広州)※
- 第30回オリンピック夏季競技大会(2012年/ロンドン)※
- 第22回オリンピック冬季競技大会(2014年/ソチ)
- 第23回オリンピック冬季競技大会(2018年/平昌)
- ラグビーワールドカップ2019組織委員会よりケータリング計画策定支援および運営支援業務を受託(2019年/日本)
- 第32回オリンピック夏季競技大会(2021年/東京)
- 第16回パラリンピック夏季競技大会(2021年/東京)
トレーニング施設
- 国立スポーツ科学センター(2008年~/東京)
- 味の素ナショナルトレーニングセンター(2008年~/東京)
- 味の素ナショナルトレーニングセンター・イースト(2018年~/東京)
調理師帯同
- 2006 FIFAワールドカップアジア地区一次予選 (2004年/シンガポール、インド、オマーン)
- AFC アジアカップ(2004年/中国)
- 2006 FIFAワールドカップアジア地区最終予選 (2005年/イラン、バーレーン、タイ)
- 2006 FIFAワールドカップ本大会 (2006年/ドイツ)
- AFC アジアカップ (2007年/インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム)
- 2010 FIFAワールドカップ本大会(2010年/南アフリカ)
- AFC アジアカップ(2011年/カタール)
国際会議・EXPO
- APECアジア太平洋経済協力会議(1995年/大阪)
- 九州・沖縄サミット(2000年/沖縄)
- 2005年 日本国際博覧会(2005年/愛知)
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