佐藤駿選手を支える“縁の下の力持ち” エームサービスのスペシャリストが大集結!

2020年からエームサービスがサポートしているフィギュアスケーターの佐藤駿選手。
それぞれのチームが一丸となり取り組んできた事柄や佐藤選手に対する思いを紹介します。
目次
- 佐藤選手を多方面から支えるエームサービスのスペシャリストが大集結。現場からの熱い思いを佐藤選手に伝えます。
- 【Part① 佐藤駿選手×小谷周社長 対談編】
今年も“食”を通して佐藤選手を支えます! - 【Part② スポーツ栄養サポート編】
“食”を通して高いパフォーマンスを発揮。
“栄養”面からサポートします! - 【Part③ 応援メニュー編】
食べて応援!作って声援!コラボメニューやイベントで盛り上げます! - 【Part④ 人財・健康施策編】
佐藤選手を多方面からPR。
エームサービスに入社してくれた皆さんへの
モチベーションアップ、働く従業員の健康をサポートします。 - 【Part⑤ 広報・デザイン編】
佐藤選手の情報・イベントを社内外へ発信。“駿パンダ”で盛り上げます! - 佐藤選手をよく知る、日下コーチにも
栄養サポート後の“変化”についてお話を伺いました! - 最後に……佐藤選手からメッセージをいただきました!
佐藤選手を多方面から支えるエームサービスのスペシャリストが大集結。現場からの熱い思いを佐藤選手に伝えます。

【Part① 佐藤駿選手×小谷周社長 対談編】
今年も“食”を通して佐藤選手を支えます!

小谷社長:今年、来年と勝負の年になると思いますが、調子はどうですか?
佐藤選手:徐々に調子が上がってきています。今は3月の世界選手権に向けて練習をしていますが、まだ足りないところがあるので、大会前に詰めていけたらと思っています。
小谷社長:その過程で、食だったり、エームサービスがよりサポートできることはありますか?
佐藤選手:今も十分にサポートいただいてますが、4分のプログラムとなると後半は体力勝負になってくるので、今欲しいのが持久力ですね。そこを食事でカバーできたらいいなと思っています。

小谷社長:なるほど。エームサービスは、日本のトップアスリートへの栄養サポートや国際競技力を高めるための総合トレーニング施設などでも食事を提供しています。言い換えれば、ほとんどの競技に合わせた食事をデザインする能力を持っているということなんです。佐藤さんはフィギュアスケート選手ですが、一見関係のないように見えるほかのスポーツにも、フィギュアスケートに生かせる要素がたくさんあると思います。我々の中には佐藤さんの思いを受け止められるプロフェッショナルが大勢いますから、努力して必ずフィードバックします。ぜひ、もっとわがままを言ってください。

佐藤選手:ありがとうございます。エームサービスの皆さんにサポートしていただくようになってから、食事の面でも大きく変わったと感じています。それをしっかりとパフォーマンスで表現できるように、これからもがんばっていきたいです。
小谷社長:本当に強くて謙虚で、みんなが応援したくなるキャラクターを持っていらっしゃいますね。佐藤さんが戦う姿から毎回多くの感動をもらっていますし、エームサービスの素晴らしいアンバサダーだなと感謝しています。僕らは仲間ですが、佐藤さんのパフォーマンスにとってプラスにならなかったら、全く意味のない仲間です。佐藤さんの思いに応えることが僕らをまた強くしてくれるので、思っていることは遠慮なく、何でも伝えてください。これからも価値のあるサポートを続けていきたいと思っているので、ぜひご自身の目標に向かって突き進んでください。期待しています!
佐藤選手:ありがとうございます!
【Part② スポーツ栄養サポート編】
“食”を通して高いパフォーマンスを発揮。
“栄養”面からサポートします!

Q.主にどんな業務を行っていますか?

西山さん:佐藤選手が高校2年生のときから、日々の食事調査などの栄養サポートを行っています。シーズンの始めに目標を立てて、その目標に沿った食事がきちんと取れているか、佐藤選手に食事記録を付けてもらって分析し、オンライン面談やLINE等でやり取りしています。女性アスリートの場合はウェイトコントロールに注力することが多いのですが、佐藤選手にはそういった問題がないので、大事なのはコンディショニング維持。必要な量に対して足りない栄養素があれば、「この食材や食品を取って補ってね」とお伝えしています。
佐藤選手:以前は母が食事を準備してくれていたこともあって、食に関しては全くの無知だったのですが、西山さんにサポートしていただくようになってから大きく意識が変わりました。遠征などで外食をするときも、それまでは好きなものを食べていましたが、今は栄養成分表示を確認しながら選んでいます。
Q.佐藤選手をサポートするうえで、印象に残っているエピソードは?

西山さん:佐藤選手は、とても静かで穏やかなんですね。面談のとき、特に大きな反応がないので「ちゃんと伝わっているかな……」と心配したこともあるのですが、次の面談で確認すると必ず実践されている。さすがだな、と思いましたね。昨年の食事調査ではカルシウムがやや不足していたので、「乳製品は必ず取ってね」とお伝えしたところ、今では積極的に取ってくださっています。

佐藤選手:乳製品は意識しています。今朝も、実家で母が作ってくれたホワイトシチューを食べてきました!
Q.佐藤選手へのメッセージをお願いします!

西山さん:食事はおいしく楽しく食べてほしいので、その気持ちを大切にしながら、コンディショニング維持のために栄養バランスを意識した食事を引き続き実践していただきたいです。来年(2026年)には冬季オリンピックという大きな舞台が控えているので、佐藤選手が競技をコンディショニングよく行えるように、今後もきめ細やかなサポートを続けていきます。
佐藤部長:佐藤選手をサポートできることは、我々のチームの誇りでもあります。私は“エームサービス・フィギュアスケート部”の部長ですから(笑)。お客様にも社内にも佐藤選手の魅力がしっかりと伝わるようにプロモーションを行い、みんなで一緒に佐藤選手を応援していきたいと思います。がんばってください!
佐藤選手:ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
【Part③ 応援メニュー編】
食べて応援!作って声援!コラボメニューやイベントで盛り上げます!

今回は代表して応援メニューを担当する調理師の宮本さんと星野さんにお話を伺います。
Q.主にどんな業務を行っていますか?

宮本さん:全社一丸となって駿選手を応援していこうと、駿選手の活躍を祈念した応援メニューを開発し、「作って応援! 食べて声援!」と題したイベントを展開しています。2023年12月の第1弾「アップルポークジンジャー」「チキングリルのカルテット」を皮切りに、2024年8月の第5弾まで、駿選手とコラボしてさまざまなメニューを開発しました。
星野さん:私は調理師として、応援メニューの開発全般に関わっています。ヒアリングをもとに具体的にレシピを起こし、駿くんと一緒にメニューを作っています。



Q.佐藤選手とのコラボメニューで、印象に残っているエピソードは?

宮本さん:第1弾の最初の打ち合わせで、駿選手の食の好みを分析するために普段の食生活やお母さまの思い出の料理、勝負飯などを一問一答のような形でヒアリングさせてもらったんです。
星野さん:食の“脳内メーカー”を作るイメージですね。しょうが焼きやそぼろ丼、塩ラーメンが好きで「今風の若者なんだな」と思いました(笑)。
宮本さん:私もです(笑)。学食では友達とガッツリした丼やラーメンも食べると聞いて、トップアスリートの一面とは別に、ごく普通の大学生でもあるんだなと。それが印象的でした。
星野さん:私は、第5弾の「おかず冷や奴」の試食会ですね。駿くん自ら好きな食材を豆富にトッピングしてメニューを完成させたのですが、すごく楽しそうで。メニューにフィギュアスケートの技の名前を付けたのも、駿くん自身でした。
佐藤選手:試作会、楽しかったですね。豆富とチーズ、野菜の塩麹カレーなど、意外な組み合わせのおいしさに驚きました。



Q.佐藤選手へのメッセージをお願いします!

宮本さん:来年(2026年)の冬季オリンピックに向けて、引き続き、応援メニューを通じてみんなで応援していきたいと思っています。ぜひがんばってください。
星野さん:駿くんがフィギュアスケートで全力を出し切れるように、私たちは食で支えていきたいなと思っています。お互いにがんばりましょう。
佐藤選手:お二人のご期待に応えられるようにがんばります!
【Part④ 人財・健康施策編】
佐藤選手を多方面からPR。
エームサービスに入社してくれた皆さんへの
モチベーションアップ、働く従業員の健康をサポートします。


Q.主にどんな業務を行っていますか?
福本さん:新卒栄養士採用のWEBサイトやLINEで、学生向けに当社の取り組み・採用情報などを発信し、その中で、佐藤選手のご活躍を取り上げています。佐藤選手が持つプロフェッショナルな姿勢や努力の過程は、学生たちにとって大きな刺激となっていて、採用活動にもポジティブな影響を与えています。
宮澤さん:私は入社式を担当していて、2024年度の入社式は佐藤選手にご参加いただきました。スポーツ栄養をテーマにしたクイズ企画を一緒に盛り上げていただきましたが、佐藤選手というトップアスリートを目にして、スポーツ栄養の世界に興味を持ったという新入社員も大勢いました。
樋口さん:私たちは職場での転倒防止対策として活用されていたエーム体操をより広めるため、佐藤選手とのコラボ版ができないかと発案し、実現させました。本社では毎日お昼休憩後にデジタルサイネージで佐藤選手ver.のエーム体操を放映し、従業員が映像に合わせて体を動かしています。最初に佐藤選手ver.が流れたときは、本社内が少しザワつきましたね(笑)。駿パンダのかわいい演出や佐藤選手の優しいナレーションの効果もあり、いつもほっこりした雰囲気に包まれます。社員たちも毎日佐藤選手の姿を見ることで親近感が湧き、より応援したい気持ちが高まっているなと感じます。


Q.佐藤選手の印象に残っているエピソードは?
福本さん:内定者が参加する「ウェルカムプログラム」に、佐藤選手が登場したときです。学生たちは普段なかなか会えない佐藤選手に直接会えて、とても喜んでいたことが印象的でした。その後、佐藤選手から内定者に向けた応援メッセージ動画を配信したところたくさんの学生が視聴していて、佐藤選手の影響力の強さを感じました。
高尾さん:佐藤選手は温かく素直な方で、エーム体操の撮影当日は嫌な顔ひとつせず、こちらの要望に全て応えてくださいました。ご協力いただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。次はぜひ、トップアスリートのメンタル維持の秘訣などを社員へ講演していただきたいです。
宮澤さん:佐藤選手はとても親しみやすく、学生ということもあり、いつも等身大の素直な言葉で語ってくださいます。入社式では、実際にスポーツ栄養サポートを受けている佐藤選手にその効果をお話しいただきましたが、同年代の新入社員にしっかりとスポーツ栄養士としての仕事の価値を周知できたと思います。新入社員の中には佐藤選手の大ファンがいて、撮影大会もとても盛り上がりました。終始笑顔で対応していただき、「ファンサすごいな〜!」と感激しましたね。
佐藤選手:入社式のときは、試合よりも緊張しました(笑)。始まってからはだんだんと緊張がとけて、とっても楽しかったです!
Q.佐藤選手へのメッセージをお願いします!
樋口さん:日々の練習や努力が実を結ぶこと、ケガなく無事に力を出し切れることを心から願っています。美しい演技ももちろんですが、ひたむきな姿勢と努力が私たちに感動や励みを与えてくれています。無理せずご自身のペースで力を発揮し、目標を達成されますよう、これからも応援しています。
福本さん:栄養士や管理栄養士を目指す学生の中には、スポーツ栄養の分野に進みたい学生も多くいます。トップアスリートとして活躍する佐藤選手と当社公認スポーツ栄養士の姿は、学生たちにとって目標をより具体的に描くきっかけになると思います。佐藤選手は学生たちと年齢が近く、試合の成果はもちろん、努力する姿そのものが大きな刺激になるはずです。今後も佐藤選手の努力や成長を通じて、学生たちに前向きな影響を与え続けていただきたいです。
宮澤さん:新入社員にとって一生に一度の入社式、佐藤選手の存在が華やかで思い出深いものにしてくれます。もちろん競技が最優先ですので、競技でご活躍されるとともに、今後も私たち社員を後押ししていただけたらと思います。これからも、よろしくお願いします!
佐藤選手:同じエームパーソンとして、今後も皆さんと一緒にがんばっていきたいと思います!
【Part⑤ 広報・デザイン編】
佐藤選手の情報・イベントを社内外へ発信。“駿パンダ”で盛り上げます!

Q.主にどんな業務を行っていますか?

河野さん:普段は広報として、佐藤選手の情報や大会結果、イベントの告知などをWEBサイトやインスタグラムを通じて発信しています。
廣野さん:私はデザイナーとして、応援メニューをはじめ、駿くんにまつわる販促物全般のデザインを担当しています。駿くんとコミュニケーションを取りながら制作していて、エームサービスオリジナルの駿くん公式グッズ“駿パンダ”もデザインしました。
Q.“駿パンダ”の誕生エピソードを教えてください。
河野さん:応援メニューの提供は、社員食堂や都内の限られた施設など、どうしても一般の方が来店しにくい場所になってしまいます。全国の駿くんファンの方々に喜んでいただけるような企画ができないかと考えたのが、オリジナルグッズの制作でした。
廣野さん:駿くんがパンダが好きということで、駿くんとパンダを掛け合わせたキャラクターを展開したらおもしろいんじゃないかと。駿くん自身がものすごくキュートでかわいらしいので、そのイメージは崩さないように。パンダのキュートさとのバランスは、すごく考えたところですね。
河野さん:あとは、食の会社なので「食」の要素を入れようと、手にはスプーンを持っています。駿くんが大会に優勝したときはスプーンの色が金色になったり、さりげなく変えているのもポイントです。
佐藤選手:駿パンダ、ひと目見た瞬間から、かわいいと思いました! リュックに駿パンダグッズを付けている友人選手もいますし、ほかの選手からもよく「かわいい」「欲しい」って言われます。
廣野さん:おお、それは僕たちも嬉しいですね!



Q.佐藤選手へのメッセージをお願いします!
河野さん:駿くんは普段は謙虚でおとなしい印象なんですが、生で演技や練習を観ると本当にすごくて、一瞬でファンになってしまうほど。そんな駿くんの魅力を、今後もさらに皆さんに広めていけたらと思っています。
廣野さん:私は販売促進担当の立場ではあるのですが、駿くんのフィギュアスケーターとはまた違った一面も皆さんに見ていただきたいなと。「食」を提供するエームサービスですから、一度コックコートを着て料理に挑戦していただくのもおもしろいんじゃないかと思うんですが……いかがですか?
佐藤選手:ちょっと恥ずかしいですけど、はい、ぜひ(笑)。
佐藤選手をよく知る、日下コーチにも
栄養サポート後の“変化”についてお話を伺いました!

Q.エームサービスが栄養サポートをするようになってから、佐藤選手に変化はありましたか?
日下コーチ:まず食生活でいうと、野菜を食べるようになったこととバランスを意識して食事を取るようになったことですね。それまでは“お肉・お肉・お魚・お肉”だったのが、明らかに変わりました。少し前に遠征先で駿の携帯電話が壊れてしまったとき、駿が真っ先に「教えてください」と私に聞いてきたのが、栄養士の西山さんの連絡先でした。いつも食事の相談にのっていただいていて、信頼しているのでしょう。食生活の変化とともに、練習の質もぐんとよくなりましたね。動きがダイナミックになり、スタミナがついて練習時間も長くなりました。エームサービスの皆さんには、本当に感謝しています。駿がエームさんを訪問すると、温かい雰囲気に元気をもらえるのか、いつも喜んで帰ってきますよ。
Q.メンタル面での変化はありましたか?
日下コーチ:練習への意欲がより強くなって、行動力が高まったなと感じます。フィギュアスケートは再現性を求められるスポーツですから、日頃の練習の成果を試合でしっかりと発揮しなければなりません。練習は自信につながりますし、いろいろな欲がある中で試合に勝つためには、練習を含めた日頃の行動力が大切だと思います。練習内容を見ても非常に力強くなりましたね。私が「もうやめろ」と言うまで続けますから。
Q.佐藤選手へのメッセージをお願いします!
日下コーチ:来年のオリンピックに向けて、まだ積み重ねていかなければならないことはたくさんあると思います。今シーズンの世界選手権は、一つひとつの試合を粛々と、大切にこなしてきた結果です。来シーズンも一つひとつの試合と向き合い、今シーズンと同じようにステップアップができたらいいなと思います。よい点数を出して、よい笑顔で終われるようにがんばりましょう。
最後に……佐藤選手からメッセージをいただきました!

いつも温かく迎えてくださって、ありがとうございます。はじめは少し緊張していましたが、皆さんとお話しする中で緊張もほぐれて、すごく楽しかったです。皆さんの熱い思いが伝わってきました! オリンピックシーズンに向けて食生活を整え、いいパフォーマンスができるようにがんばっていきたいと思います。応援よろしくお願いします!
※当記事は2025年2月中に行った取材内容をもとに構成しています。