日本女子大学 食物学科学生有志×エームサービス ‟The Japan Diet”をテーマに学生が考案したメニューを事業所で提供
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エームサービス株式会社は、日本女子大学の家政学部食物学科(食経営管理学研究室:松月弘恵教授および栄養教育・臨床栄養学研究室:亀山詞子講師)と連携し、同学部の学生有志の皆さんを対象として開催した“The Japan Diet” Meal Planning Workshopに参加しました。
本プログラムは、4月20日の当社の石井幸雄シェフによる料理教室を皮切りに、8月3日の参加学生による考案メニュー試作選考会、8月30日の最終試食会(プレゼンテーション)を経て、10種類のセットメニューを決定。10月21日(月)~25日(金)の期間を「THE JAPAN DIET WEEK」と表し、当社が全国で受託運営する事業所で実際にそれらのメニューを提供し、約半年間にわたる全日程を終了しました。
期間中にセットメニューを提供した事業所は約80カ所、期間後と単品メニューで提供した事業所を含めると約130カ所にのぼり、中には準備していた予定数が早々に売り切れてしまう事業所もあり、クライアント様やお客様に大変好評をいただきました。
提供されたメニュー(10セット)
「The Japan Diet」とは
“The Japan Diet”とは、亀山詞子先生が生活習慣栄養部会委員を務める一般社団法人日本動脈硬化学会が推奨する動脈硬化予防に役立つ健康的な食様式のことで、減塩した日本食パターンの食材で、主食・主菜・副菜の料理をそろえることを基本とするものです。
今回の取り組みでは、参加学生の皆さんに‟The Japan Diet”の基準と意義を理解してもらい、事業を通じて日本の健康課題と向き合う企業の社員との意見交換などを通して、より実現性の高い魅力的なメニューを考案してもらうことを目標として設定しました。
メニューが事業所で提供されるまで
実地研修や試験などで忙しい中、30名の学生有志の皆さんが参加。メニュー内容の検討や試作など、選考会のための準備が重ねられました。
8月3日 試作選考会
8グループより考案された16セット(8×2セット)の「The Japan Diet」に則ったメニューが用意され、1グループ15分間の持ち時間でプレゼンテーションと試食が行われました。
当社からは所管部署の担当者や事業所の責任者、管理栄養士らが参加し、「味にメリハリをつけるなら」「主菜に少しスパイスを効かせたら」「調理工程を減らすには」など、味だけでなく、セットメニューとしてのバランスや事業所での提供を想定した際の見栄えや作業性なども加味し、最終プレゼンテーションに進めるメニューを選考しました。いずれも完成度が高く、予定の8セットに、評価が高かった2セットを加えた、全10セットが選ばれました。
8月31日 最終試食会(プレゼンテーション)
選考されたメニューをさらにブラッシュアップし、最終試食会(プレゼンテーション)を開催。当社からは本件担当役員の紅林利弥取締役と勝畑武二本部長をはじめ、石井幸雄シェフ、メニューの提供を予定する事業部の責任者、同学卒業生など20名以上が参加し、審査にあたりました。
評価には、①“The Japan Diet”のコンセプトに合っているか ②アイデアの独創性 ③彩りや見た目 ④おいしさ ⑤提供しやすさの5つのポイントが設けられ、各グループのプレゼンテーションに対し、活発な質疑応答が行われました。
審査の結果、合計点数の高かった3位までを発表。最後に紅林取締役より総評として、「どのメニューも我々では思いつかない発想で作成され、素晴らしい仕上がり。この半年間の皆さんの努力は必ず今後につながると信じており、当社もその思いを引き継いで事業所でしっかりと提供していきたい。これからも一緒に挑戦を続けて、日本の、世界の人々の健康に貢献できるよう取り組んでいきましょう」とお伝えしました。
当社は今後も、「食」から日本の未来を支える学生の皆さまと共に、すべての人々の健康に資する取り組みを続けてまいります。
本件に関する問い合わせ先
エームサービス株式会社 企画業務部 広報室
電話:03-6234-7522
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