エームサービスのシェフ、世界を目指す その2 AIM CHEFS’ CUP 2022セミファイナルレポート
AIM CHEFS’ CUPとは
「INTERNATIONAL CHEFS’ CUP 2023」の国内予選、「AIM CHEFS’ CUP 2022」。そのセミファイナルが、10月21日(金)に行われました。
※大会概要はこちら
大会の模様
都内で開催された「AIM CHEFS’ CUP 2022」セミファイナル。会場には、日ごろオフィスや病院、研修所、スポーツ施設などで利用者の食と健康を支えている6名のシェフが、全国から集まりました。今日は、調理を補助するサポートシェフとともに技術を競います。
カウントダウンの後、いよいよ調理がスタート。
緊張感がただよう中、てきぱきと調理を進めていくシェフたちを3名の技術審査員がチェックしていきます。制限時間は3時間45分、全員がサポートシェフとともに最後まで料理と格闘し、タイムアップ。完成した料理は別室の試食会場に運ばれました。
まずは、シェフがプレゼン、傍らでサポートシェフが試食審査用の料理を取り分けます。
試食審査員は、調理部門の総責任者である宮本フェローをはじめシニアプロダクションスーパーバイザー、調理顧問、運営管理部門の担当者など、エームサービスを支える食のプロたちです。
完成した料理はこちら!
シェフ:松原 良典 研修施設(愛知県)勤務
サポートシェフ:折登 治樹 研修施設(愛知県)勤務
シェフコメント
あっという間でしたね。
今日の出来栄えは、楽しめたということもあり、100点満点!
シェフ:下村 淳 病院(和歌山県)勤務
サポートシェフ:野平 浩貴 運営管理部門(東京都)勤務
シェフコメント
今日の出来は60点ぐらいですが、
他の人の料理を見ていろいろな発見がありました。
シェフ:坂井 建太 スポーツ施設(神奈川県)勤務
サポートシェフ:紙本 克 スタジアム(愛知県)勤務
シェフコメント
出来は75点かな。
こういう初めての機会で、いろいろな方に食べていただけて、まずはひと安心です。
シェフ:高原 佑治 病院(岡山県)勤務
サポートシェフ:佐藤 賢治 社員食堂(岡山県)勤務
シェフコメント
食べられないような味の料理は作らないことを心掛けました。
出来は70点。でも、今は最後までやり切った気持ちです。
シェフ:三浦 貴久 研修施設(京都府)勤務
サポートシェフ:藤田 一美 ホテル飲食施設(京都府)勤務
シェフコメント
始まるまでは緊張していましたが、スタートしてしまうと意外に平気でした。
今日の出来は50点。時間がなかったのが残念です。
シェフ:鈴木 拓朗 社員食堂(福岡県)勤務
サポートシェフ:増田 大史 運営支援部門(福岡県)勤務
シェフコメント
予想外のイレギュラーなことが起きてしまって、思い描いたひと皿は作れなかったですね。
だから、出来は60点ぐらい。
審査の結果
審査の結果、見事ファイナルに進出したのは……松原良典シェフと三浦貴久シェフのお二人!
おめでとうございます、今のお気持ちは?
松原シェフ
「『何も言えね』ってこのことだなって思います」
折戸サポートシェフ
「シェフの力を100%出せるようにサポートできて嬉しく思います」
三浦シェフ
「決勝では完成度をもう少し上げていきたいと思います」
藤田サポートシェフ
「嬉しいの一言です」
ファイナリストの二人に、運営・品質管理本部の馬渡本部長より記念の盾とオリジナルユニフォームが贈呈されました。
結果を聞き、くやしさに目に涙を浮かべるシェフも。IDSセンター本間部長と宮本フェローが大会を総括します。「プライドとプライドがぶつかり合う熱い戦いを見せていただきました(本間)」「このような取り組みが続き、会社全体の「チカラ」になっていけばいいと思います。(宮本)」
松原シェフ
「ファイナルでは、もっと日本のカッコよさを突き詰められるようにしたいです。」
三浦シェフ
「今日は自己採点で50点ぐらいでしたが、80点ぐらいを目指します。」
「病院食は制約が多いからこそ、いろいろな工夫をする。そうやって身に付けた技術を発揮できました」「お客さまの顔が見えるのは給食ならでは。食べる人の気持ちを考えてつくってきた経験が生きました。」——出場者のコメントから、エームサービスのシェフたちだからこそ身に付けられる技術やおもてなしが十分に発揮された大会となったことが分かります。ファイナルは11月30日(水)。いよいよ世界に挑戦する1名が決まります!