“いい仕事”が会社を動かす- aim of the year 2025(エームオブザイヤー)表彰式レポート

エームサービスの仲間が昨年度実施した多彩な取り組みの中から、特に優れた活動を表彰する社内アワード「aim of the year 2025(エーム・オブ・ザ・イヤー)」。今年も慎重な審査が行われ、最終選考に残った4チームが一堂に会し、今年リニューアルされたばかりの本社で表彰式が開催されました。
受賞チームの喜びの声や、取り組みに込めた想おもいを授賞式の現場からお届けします。
「aim of the year」ってどんな取り組み?
社内で行われているさまざまな取り組みの中から、特に優れた活動を表彰する「aim of the year」
厳正な選考基準のもと、社長だけでなく、役員・執行役員が全エントリーを審査し、4組を選出。その中から最も優れた取り組みに対して、社長が「CEO賞」として表彰する社内イベントです。
今年は、21件のエントリーの中から4組が選ばれ、そのうちの1組がCEO賞を受賞しました。

選考の基準
- 複数の事業所等へ、水平展開された好事例
- 各本部における定性目標に対して多大なる貢献をした好事例
- エームサービス全社に対して多大なる貢献をした好事例
- 社会貢献や会社のレピュテーション向上に著しく寄与した社員
今年の注目プロジェクト、最終選考に残ったのは?




栄えあるCEO賞はこのプロジェクトに決定!


総務厚生室「車両管理システム導入による業務負担軽減、グループ会社への展開」

CEO賞に輝いた総務厚生室の皆さんのコメントをご紹介します!
社有車管理のDXで、もっとスマートに安全運転

今回の取り組みが評価され、こうしてご紹介の機会をいただけたことを、大変光栄に感じています。日々の業務の中で積み重ねてきた工夫や改善を試み続けた成果が、皆さまの関心につながったことを嬉しく思います。
総務厚生室では、社有車の運行管理をよりスマートに、そして安全に行うために、次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』を導入しました。これまで紙で記録していた運行履歴を電子化することで、日々の記録・報告・保管作業が削減され、業務の効率化が進みました。
加えて、ログイン操作を省略できることや運転者を自動認識するなど、実際に使用する現場の意向に合致した仕様は手間いらずで、使いやすさにもつながっていると思います。
現在はグループ会社への展開も進⾏中です。効率化のみならず、システムのもう一方の主眼である危険運転の撲滅についても、安全運転の意識を⾼め、事故のない職場づくりを⽬指して取り組み続けてまいりますので、今後も引き続きご協力いただけると幸いです。
マイカー利用許可システムで、申請業務をもっとスムーズに

このたびの受賞を⼤変嬉しく思っております。マイカー利用許可業務の長年の課題を解決すべく、地道に取り組んできたことがこうして評価され、多くの⽅に関⼼を持っていただけたことは、チームにとって⼤きな励みとなりました。
今回の取り組みでは、マイカー利用許可に関する申請業務をよりスムーズにそして正確に⾏えるよう、申請⽅法や承認の流れを⾒直し、システム化を進めました。これにより、従業員の負担を軽減し、管理側の業務も効率化されています。
⽇常的に使う仕組みだからこそ、使いやすさや分かりやすさにこだわり、関係部署やグループ会社、取引先企業と連携しながら丁寧に進めてきました。導⼊後も改善を重ね、来⽉からはグループ会社での展開も始まります。
この取り組みは、業務の効率化だけでなく、働く⼈の安全や安⼼にもつながるものだと感じています。今後もより良い仕組みづくりを⽬指して、チーム⼀丸となって取り組みを続けてまいります。
安全を守るための、日々の取り組み

この場に立たせていただけたこと、そしてコーポレートの取り組みがCEO賞という形で評価されたことを、心から嬉しく思っています。
私たちは、社員の皆さんの安全を守ることを第一に、毎日『DRIVE CHART』の管理画面を確認しながら、現場の状況を見守っています。
「人を守る」ということは、ルールの遵守だけでなく、総合的な視点と質の高い対応が求められると感じています。
現場の負担を少しでも減らそうと、チームをはじめ本社の皆さんが日々工夫を重ね、真剣に取り組んでいます。
本社と現場では、どうしても見えている景色や感じ方に違いがあるものですが、今回その努力に目を向けていただけたことが、私たちにとって大きな励みとなりました。
これからも、安心・安全のために、チーム一丸となって取り組んでまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
小谷社長が語る、今回の受賞に寄せて
安全と効率を両立する、現場とコーポレートの連携力

CEO賞の取り組みは、社有車管理やマイカー通勤申請の効率化だけでなく、安全運転意識の向上にもつながる意義深いものでした。紙ベースの業務をシステム化し、運転者の自動認識や申請フローの改善により、現場の課題に寄り添った改革が進みました。
交通事故や危険運転の傾向にも変化が見られ、社員の意識改革にもつながっています。特に、コーポレート部門が「守り」から「攻め」へと姿勢を転換し、会社を変える主体として動いている点は重要です。⻑年変化の少なかった領域において、現場の⼒強い変⾰に呼応する形で、コーポレートも本気で取り組みを進めてくれている。この連携が、企業全体に前向きな循環を⽣み出しています。今後は、こうした取り組みがグループ会社にも広がり、さらなる業務改善や安全対策、収益向上につながることが期待されます。
今回の特別賞に選ばれた3つの取り組み、どれも現場の力と工夫が光る素晴らしい内容でした。HSS北関東事業部は、栄養職スーパーバイザーと地区責任者の連携で交渉力を高め、1on1を通じて成果とエンゲージメントを両立。C&C事業部は、現場DXや労災撲滅に向けて、誠実に一歩ずつ取り組んでくれました。東西BDS・複合イノベーションチームは、“孤立感の解消”という難しいテーマに挑み、離職率の改善という成果を出してくれました。
私たちが目指すのは、人が輝ける職場づくりです。人にしかできない仕事に集中できる環境を整えるために、現場とコーポレートが一体となって、これからも挑戦を続けてまいります。
特別賞に選ばれた3チームのアイデアとチャレンジ
地区支援から全社展開へー栄養士職スーパーバイザーの取り組みがつなぐ現場の力

HSS北関東事業部で始まった栄養士職スーパーバイザーによる地区支援体制は、若手栄養士との面談や営業支援、顧客対応のサポートなど、現場に寄り添った活動を通じて、離職防止や業務の質向上に貢献してきました。
この体制により、事業所との距離が縮まり、より効果的な支援が可能に。こうした取り組みが評価され、今期からは全社的な展開へと広がりました。
担当地区で培った経験をもとに、今後は事業本部全体での支援体制強化に向けて、引き続き尽力してまいります。
刑事施設での挑戦が、グループ全体を動かす

刑事施設という特殊な現場で、DX推進、労災防止、障がい者雇用などの重点施策を、事業所責任者主導で着実に実行しました。
食材高騰への対応や、現場スタッフとの丁寧なコミュニケーションを通じて、現場の課題を一つひとつ乗り越えたことが成果につながったと考えます。
また、さまざまな関係部署の支援を受けながら、安心して取り組みを進めることができました。
この実績が評価され、現在はグループ全体への展開が進んでいます。今後も、どの事業所でも“当たり前”に実践される仕組みづくりを目指していきます。
栄養士のチカラを活かした組織横断型プロジェクトの成果

私たち栄養士はそれぞれの現場で、お客様の健康を支えるために、メニューづくりやセミナー企画など、日々工夫を重ねています。
部の垣根を越えて栄養コンテンツを共有したり、メンター制度を導入したりと、栄養士同士のつながりを強化する取り組みを進めました。その結果、離職率の改善や売上アップなど、嬉しい成果につながりました。
これからも、栄養士一人ひとりのアイデアと情熱を活かして、健康支援とビジネスの両面で、もっと良いサービスを届けていきます。

「aim of the year」は、現場で生まれた“いい仕事”を称え、共有する社内アワードです。
これからもエームサービスは、現場の声を大切にしながら、より良いサービスの提供と働きやすい環境づくりに取り組んでまいります。