「第14回 日本リハビリテーション栄養学会学術集会」の特別企画に当社管理栄養士が登壇しました

2025年1月25日(土)に開催された「第14回 日本リハビリテーション栄養学会学術集会」の特別企画「~健康長寿のまちづくり~川崎市と川崎フロンターレの取り組みから学ぶ」にて川崎フロンターレクラブハウス事業所に所属する当社管理栄養士・公認スポーツ栄養士の梶原一美が登壇しました。
本件は、今回の学術総会が神奈川県川崎市で開催されることから、プロサッカーチーム「川崎フロンターレ」の地域活性化への効果やチームにおける栄養管理の取り組みをリハビリテーション栄養につなげられるのではないかということから、大会長の鈴木規雄様よりチームのクライアント様にお話しをいただき、選手への食事提供を担当する当社の参加に至ったものです。
当日は、スポーツ栄養学に基づき、川崎フロンターレクラブハウスで実際に提供する「主食・主菜・副菜・汁物・乳製品・果物」を揃えた定食スタイルの食事例や、食の楽しみとコミュニケーションを創出する取り組みについて写真を交えてご紹介しました。また、アスリートの体づくりのためには、特別な食事ではなく、栄養バランスの良い食事を心がけることが基本になることをお伝えしました。
登壇者4名による発表後に総合討論の時間が設けられ、参加された方より「アスリートは食事を節制しているイメージがあるが、なるべく食べないようにアドバイスしているものはあるか」などのご質問に加え、発表時にご紹介したメニューのレシピを知りたいとのご要望をいただきました。
リハビリテーション栄養では高齢者や術後の回復における栄養学が中心になりますが、フレイル予防*の観点では、スポーツ栄養学のエッセンスを導入できるという新たな発見がある大変貴重な機会となりました。
当社は、今後も、食と栄養・スポーツを通じて地域への貢献を目指してまいります。
※フレイル予防:年齢とともに、筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすくなる、健康と要介護の間の虚弱な状態を予防すること。


第14回日本リハビリテーション栄養学会学術集会
特別企画概要
~健康長寿のまちづくり~川崎市と川崎フロンターレの取り組みから学ぶ
座長:明石嘉浩(聖マリアンナ医科大学循環器内科)
鈴木規雄(聖マリアンナ医科大学循環器内科)
登壇者:
鮫島あゆみ(川崎市健康福祉局地域包括ケア推進室保健師)
小林一江 (川崎市健康福祉局保健医療政策部健康増進担当保健師)
浦野珠里 (Ankerフロンタウン生田 フットボール事業統括部 フロンタウン部 マネージャー)
梶原一美 (エームサービス株式会社 管理栄養士)
関連リンク
第14回日本リハビリテーション栄養学会学術集会