私は…のような人になりたい! 栄養士×栄養素 #11
わたしたちが、毎日元気よく過ごせるのは、体にある約60兆もの細胞が、食べ物を消化したり体を作ったり、きちんと働いてくれているから。その細胞のサポートを行っているのが栄養素で、それぞれに大切な機能があります。すばらしい「栄養素のチカラ」を、当社の幅広いフィールドで活躍する栄養士がご紹介します。

本庄 静さん(管理栄養士)
2017年 入社
入社後は、ビジネスダイニングサービスの事業所で「調理のできる栄養士になりたい」と調理業務にも積極的に携わる。
2023年に現事業部に異動し、事業所のマネジャー(責任者)に就任。
栄養士プロジェクトの「ヘルシーメニューチーム」にも参加し、チームリーダーも務めている。
私は「ビタミンC」のような人になりたい!

- 私は「ビタミンC」のような、「いつまでも若々しく、パワフルな」人になりたい
「ビタミンC」には、活性酸素の働きを抑え、肌のシミやシワを予防したり、老化防止をサポートしたりする働きがあります。なので、「ビタミンC」のようにいつまでも若々しく、周りの人に元気を与えられるパワフルな人でありたいと思っています。
- 本庄さんの今後の目標は?
調理をすることが好きなので、厨房で活躍できる栄養士になりたいです。
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ニュートリンⓇ
事業所マネジャー(責任者)として、また、管理栄養士として忙しい日々を送る本庄さん。実は、調理をしたくて栄養士を目指したとのこと。入社後も積極的に厨房に入り、調理技術をみがいてきたからこそ、調理師の皆さんともメニューに関する意見交換がしっかりとできているそうです。そんな頼りになる本庄さんにエール!
「ビタミンC」について ‐ 体の調子を整えるビタミンの一つ -
「ビタミンC」は皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必要な栄養素です。皮膚だけでなく、血管や骨など体の細胞と細胞をつなげる役割を担っています。
また、体内に侵入したウイルスや細菌などの異物と戦う白血球の働きを助け、免疫機能を強化し風邪や感染症の予防にも役立ちます。
その他、鉄の吸収を促進したり、抗酸化作用により活性酸素の働きを抑制したりします。
足りないと
不足すると、コラーゲンが合成されないため、毛細血管から出血し、歯肉炎や貧血、全身倦怠感、脱力、食欲不振などの症状が出ます。長期間、欠乏の状態が続くと壊血症を発症することがあります。
「ビタミンC」は体内で合成できないため、食事からとらなければなりません。水に溶けやすく熱に弱い性質のため、「ビタミンC」を含む食材を調理するときは、なるべく水にさらさず、加熱しすぎないようにしましょう。
とりすぎると
健康な場合、過剰摂取しても尿中に排出されるため心配はありません。だたし、腎機能障害がある場合は、注意が必要です。吐き気、下痢、腹痛などの胃腸への影響が出る可能性があります。
「ビタミンC」はこんな食材に多く含まれています


