雑誌「臨床栄養」に当社管理栄養士の執筆記事が掲載されました
臨床栄養146巻7号(2025年6月号:医歯薬出版株式会社)の特集「働く世代の健康と栄養支援」の中で当社ニュートリション室 フェロー 奥薗 美代子管理栄養士の執筆記事が掲載されました。

働く世代にとって「健康」は、仕事を続けるうえで欠かせない資産ですが、働き方や生活習慣の多様化により、生活習慣病やメンタルヘルスの課題が顕在化しています。特に、日々の食事に起因する健康問題には、個人の努力だけでなく、自然と健康的な選択ができる食環境の整備が求められます。本特集は、直接的な栄養支援に加え、食環境づくりなどの間接的なアプローチを通じて、働く世代の健康づくりを支援することを目的に企画されたものです。
奥薗管理栄養士の記事では、社員食堂を中心に、健康チェック機器やアプリ、オウンドメディアを活用し、従業員が自然に健康的な食事を選択できる環境づくりの推進に加え、プラントベースフードや地産地消の導入、GHG排出量の可視化など、環境への配慮を取り入れた持続可能なフードシステムの構築を目指す当社の実践的な取り組みが紹介されています。
そして、働く世代の健康を支援するフードシステムは、単なる食事提供にとどまらず、企業の健康経営を支える重要な柱であると強調。また、管理栄養士は、健康と環境の両面からフードシステムを最適化する役割を担い、技術革新や社会の変化に対応しながら、その進化をけん引していくことが期待されるとまとめています。
<内 容>
特集 「働く世代の健康と栄養支援」
特集にあたって (中村美詠子)
・シフトワークと栄養支援
(福村智恵)
・メンタルヘルスと食生活
(南里明子)
・自閉スペクトラム症と栄養支援
(中村美詠子)
・減塩推進のための食環境整備―食物へのアクセスの改善の重要性
(坂口景子)
・食品機能性を活用した食環境整備
(佐久間理英 ほか)
・ナッジを活用した食環境整備
(樫野いく子)
・働く世代の健康を支援するフードシステム
(奥薗美代子)






