雑誌「臨床栄養」に当社管理栄養士の執筆記事が掲載されました
臨床栄養144巻4号(2024年4月号:医歯薬出版株式会社)の特集の中で当社ニュートリション室 フェロー 奥薗 美代子管理栄養士の執筆記事が掲載されました。
本特集 「給食経営管理のいまとこれから―持続可能な栄養管理のために」は、令和元~3年度厚生労働行政推進調査事業費補助金研究「特定給食施設における適切な栄養管理業務の運営に関する研究」として行われ、効率的・効果的な給食業務の運営に関する検討の一部が紹介されているもので、研究代表者である市川陽子先生よりお声かけをいただいたものです。
<内 容>
特集 給食経営管理のいまとこれから―持続可能な栄養管理のために
特集にあたって(市川陽子)
・医療施設における適切な栄養管理と給食経営管理のあり方を考える
-実態調査より(市川陽子)
・ハード面からの効率化-セントラルキッチン,サテライトキッチンに関する調査
(髙橋孝子・桒原晶子)
・ソフト面からの効率化-調理作業の合理化・効率化の実態
(神田知子)
・調理済み食品の利用による経済的効果およびメリット・デメリットに関する検討
(奥薗美代子)
・栄養基準量等の集約化,適用に関する試案の検討
(赤尾 正)
・成分別栄養での献立展開における品質面からの検討
(桒原晶子・髙橋孝子)
・入院時食事療養費,人的資源からみた病院経営の現状
(宇田 淳)
奥薗管理栄養士の記事のまとめでは、「調理済食品の使用により、食材費の上昇分を,労働時間削減による人件費のコストダウンにより、カバーできる可能性が考えられること。また,早番の勤務開始時間も遅らせることができ、労働条件の改善にもつながること」を示唆しています。