私は…のような人になりたい! 栄養士×栄養素 #5

2024.12.09

わたしたちが、毎日元気よく過ごせるのは、体にある約60兆もの細胞が、食べ物を消化したり体を作ったり、きちんと働いてくれているから。その細胞のサポートを行っているのが栄養素で、それぞれに大切な機能があります。すばらしい「栄養素のチカラ」を、当社の幅広いフィールドで活躍する栄養士がご紹介します。

氏名:
西地 菜緒さん(管理栄養士)

プロフィール:
2021年 入社
入社後はヘルスケアサポートサービス部門の病院事業所に配属。

厨房業務(調理・盛り付け・配膳チェックなど)や食事変更など病棟からの問い合わせ対応、行事食の企画から献立作成まで行う。

私は「ビタミンD」のような人になりたい!

「D」のポーズ
  • 私は「ビタミンD」のような、「丈夫な骨組み」を支えられる人になりたい

「ビタミンD」はカルシウムの吸収を助け、健康な骨を維持するために欠かせない栄養素です。所属する事業所や組織の効果的な機能を実現するために、周囲とのコミュニケーションを大切にしながら、ポジティブな影響をもたらせるようになりたいです。

  • 西地さんが今後、挑戦してみたいことは?

好奇心が旺盛で食べることが好きなので、行ったことがない場所でおいしいものを見つけたいです。

ニュートリンⓇ

とびきりの笑顔で「とにかく現場の業務が大好きです」と自己紹介してくれました。事業所でもコミュニケーションをとても大切にしていることが伺える、そんな西地さんにエール!

「ビタミンD」について ‐ 体の調子を整えるビタミンの一つ -

「ビタミンD」はカルシウムの吸収や骨の形成を促進し、血中カルシウム濃度を調節する重要な役割のある栄養素で、健康な骨を維持するために欠かせないビタミンです。

また、殺菌作用を発揮する抗菌ペプチドを作る働きをし、体内に侵入したウイルスや細菌などに対して必要な免疫機能をサポートするビタミンとして注目されています。

紫外線を浴びることでも生成されますが、ライフスタイルや食生活の変化により不足傾向が指摘されています。油に溶けやすく、水に溶けにくい脂溶性ビタミンなので、油と一緒にとることで吸収が良くなります。

足りないと

「ビタミンD」はカルシウムとリンの吸収を助けるため、不足すると骨が弱くなり、骨軟化症や骨粗しょう症のリスクが高まります。筋肉の機能にも影響を与え、筋力低下を引き起こすことがあります。

また、免疫機能をサポートするため、不足すると風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。

 

とりすぎると

食事でとりすぎる心配はほとんどありませんが、体の中で必要以上に多くなってしまうと、血管や心臓、カルシウム代謝に影響を与えてしまい、腎機能に障害などを引き起こすことがあります。

「ビタミンD」はこんな食材に多く含まれています

しいたけ、きくらげ(干)
卵黄

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