私は…のような人になりたい! 栄養士×栄養素 #14
わたしたちが、毎日元気よく過ごせるのは、体にある約60兆もの細胞が、食べ物を消化したり体を作ったり、きちんと働いてくれているから。その細胞のサポートを行っているのが栄養素で、それぞれに大切な機能があります。すばらしい「栄養素のチカラ」を、当社の幅広いフィールドで活躍する栄養士がご紹介します。

椎名 れいかさん(管理栄養士)
2014年に入社。ビジネスダイニング部門にて複数の社員食堂の運営を経て、マネジャーに就任。その後、特定保健指導の業務などを経験し、2024年に広報室へ異動。現在は社内報の制作を中心に、インナー向け広報を担当。
私は「マグネシウム」のような人になりたい!

- 私は「マグネシウム」のような、「どこにいても頼りになる」人になりたい。
マグネシウムは健康維持に欠かせない必須ミネラルです。私も業務を通して、そんなマグネシウムのように「いなくてはならない存在」を目指しています。
当社では、事業所運営や本社部門など、さまざまなフィールドで活躍するチャンスがあります。どんな環境でも自分の力を最大限に発揮し、周囲から頼られる存在になれるよう、日々成長を続けていきたいと思います。
- 椎名さんが今後やってみたいことは?
職業柄食べることが好きなので、47都道府県を制覇して、ご当地グルメを楽しむ旅に行きたいです。
ニュートリンⓇ
広報室インナーチームとして、社内報「aim LIFE」の制作や、パート社員の方々を対象とした社内表彰制度「Touch your heart賞」の運営などを担当。社内のつながりやエンゲージメント向上を目指し、心に響くコンテンツづくりに楽しみながら取り組んでいる。そんな椎名さんにエール!
「マグネシウム」について ‐ 体に欠かせないミネラルの一つ -
マグネシウムは、骨の形成を助けるミネラルであり、カルシウムやリンの働きを調整しながら、骨の代謝や構造の安定に関与しています。成人の体内には約20〜30gのマグネシウムがあり、その約60%は骨に、残りは筋肉や脳、神経などに存在しています。300種類以上の酵素の働きを助けていて、筋肉の動きや神経の伝達、血圧の調整など、体のさまざまな働きに関わっています。
カルシウムとマグネシウムは2:1(例:カルシウム600mg:マグネシウム300mg)の比率でとるのが理想的です。カルシウムを過剰に摂取すると、マグネシウムの吸収が一部阻害されることがあるため、両者をバランスよくとることでどちらも効率よく吸収され、体の機能がスムーズに働きます。
足りないと
動悸・不整脈・神経過敏・抑うつ・心疾患・動脈硬化などのリスクが高まります。通常の食事をしている健康な人では不足することはあまりありませんが、不足が続くと、動悸・不整脈・神経過敏・抑うつ・心疾患・動脈硬化などのリスクが高まります。
とりすぎると
通常の食生活では過剰摂取の心配はほとんどなく、余分なマグネシウムは腎臓で処理され尿として排出されます。ただし、サプリメントなどでとりすぎると腸で吸収されず、下痢を引き起こすことがあるため注意が必要です。
「マグネシウム」はこんな食材に多く含まれています







