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コト 2023.07.26

エームサービスのシェフ、世界を目指す その4 INTERNATIONAL CHEFS’ CUP 2023

2022年11月に開催された国内予選「AIM CHEFS’ CUP 2022」ファイナルを勝ち抜き日本代表となった松原シェフ・折登サポートシェフの日本チームが2023年4月に南米チリ・サンティアゴで開催された「INTERNATIONAL CHEFS’ CUP 2023」本戦に出場しました。

サンティアゴの街並みを一望できるサン・クリストバルの丘で参加シェフ全員による記念撮影 松原良典シェフ(後列左から4番目)、折登治樹サポートシェフ(前列左から3番目)

INTERNATIONAL CHEFS’ CUP 2023 概要

当社のビジネスパートナーであるアラマーク社が開催するシェフの国際大会。同社のインターナショナル部門に所属する各社の代表シェフが世界中から集まり料理の創作力や調理技術を競うもので、14カ国より28名のシェフが参加し、過去最大規模になりました。本大会への日本からの参戦は初めてとなります。

  • 開催日程    : 2023年 4月 18日 ~ 20日
  • 開催都市    : 南米チリ サンティアゴ(首都)
  • 参加国     : アルゼンチン、メキシコ、チリ、カナダ、ベルギー、チェコ、ドイツ、スペイン、英国、アイルランド、
             スコットランド、中国、韓国、日本

参加シェフ達は2人1組のチームで会場となるKitchen Clubで競技プログラムに臨みます。4月20日の「調理・提供審査」では、14チームが3時間の制限時間内にシーフードのスターターとメイン、デザートの3品を各4皿ずつ、計12皿を仕上げるというルールのもと、ブラインド方式による厳正な審査が行われ、審査員は国際的に活躍するシェフやサンティアゴ在住の著名な料理評論家を含む6名が担当。

抽選で1番くじを引いた日本チームの調理は早朝6:00にスタートしました。その後、少しずつ時間をずらしながら順番で調理を行い、審査は夕方まで続きました。

笑顔で調理を楽しむ両シェフ
STARTER: 2種のてまり寿司 カニの利休揚げと野菜の天ぷら ホタテとアボカドのミルフィーユ添え
MAIN: 牛フィレカツレツ 和風シャリアピンソースと南米フレッシュサルサと共に
DESSERT: レンズ豆の抹茶どら焼き仕立て 日本の春の訪れ 

結果は4月20日の夜に開催されたGala(表彰パーティー)内で発表され、3位 チェコ、2位 チリに続いて、見事優勝の栄冠を勝ち取った英国チームのJohn CudmoreメインシェフとLiam Davidsonサポートシェフの名前が呼ばれると、出席者から大きな拍手と歓声が送られ、会場のあちこちでお互いの健闘を称え合う参加シェフ達の姿が見られました。

日本チームは惜しくも3位までの入賞を逃しましたが、アラマーク社インターナショナル部門14カ国の在籍シェフ10万人以上の代表が競う中、「かっこいい日本」を存分に表現した料理と両シェフの振舞いは多くの賞賛を集め、大会は幕を閉じました。

1位の栄冠を手にした英国チーム(左がメインシェフ)

大会の素晴らしさと感謝を伝える社内報告会

2023年6月21日には「INTERNATIONAL CHEFS’ CUP 2023」の社内報告会を開催。当社のクライアントである株式会社豊田自動織機様のご厚意により、松原シェフが勤務する同社の研修施設内のレストランを会場としてお借りし、関係者の他、シェフのご家族や事業所のスタッフにも参加いただき、来賓としてクライアントのご担当者様をお迎えしました。また、国内予選のセミファイナル、ファイナルを一緒に戦ったシェフ達をはじめ全社員がリモートで参加できるように、LIVE配信が行われました。

カジュアルな立食パーティーの形式の会場には、色とりどりの料理に加え、本戦で日本チームが実際に提供したメニューも準備され、来賓やゲストの皆さんに楽しんでもらいながら、予選エントリーに始まり、約9カ月に渡った大会期間中の応援とサポートに対する感謝の気持ちを伝える会となりました。

会場に入場するシェフ
報告会の様子は全国に配信された
健闘を称える小谷社長
参加者との記念撮影

INTERNATIONAL CHEFS’ CUP 2023大会を終えて

メインシェフ: 松原 良典 関連事業本部 (中)

エクサイティングで素晴らしい経験でした。各国の若いシェフ達の活躍や海外で調理する難しさを知り、多様な国の文化と交流した濃厚な3日間は今後の人生の役に立ってくれると思います。この経験を多くの人に伝えていきます。

サポートシェフ: 折登 治樹 関連事業本部 (左)

松原シェフをサポートすることに無我夢中でしたが、参加シェフ達と密に関わる時間は本当に楽しいもので、次回はメインで出場したいと思うほど。ぜひ、皆さんにも味わってもらいたいです。

リードシェフ: 宮本 剛 IDSセンター (右)

今回、この極度の緊張感の中でも松原シェフと折登シェフは“イキイキ”しており、見ていてとても頼もしく、嬉しく感じました。多くの皆さんにこの体験をしてもらうために、今後の構想を練っています。シェフズカップはまだまだ続きます。

INTERNATIONAL CHEFS’ CUP 2023 ダイジェスト

アラマーク社が制作した大会ダイジェスト動画。シェフたちの熱い戦いの様子を動画でも是非お楽しみください。

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