私は…のような人になりたい! 栄養士×栄養素 #6

2024.12.23

わたしたちが、毎日元気よく過ごせるのは、体にある約60兆もの細胞が、食べ物を消化したり体を作ったり、きちんと働いてくれているから。その細胞のサポートを行っているのが栄養素で、それぞれに大切な機能があります。すばらしい「栄養素のチカラ」を、当社の幅広いフィールドで活躍する栄養士がご紹介します。

氏名:
大内 雄貴さん(管理栄養士)

プロフィール:
2013年 入社
入社後はビジネスダイニングサービス部門のホテルや企業の社員食堂の事業所に配属。

現在は、コーポ―レートの研究開発部門に所属し、事業所や他部署のサポートを行う。

私は「亜鉛」のような人になりたい!

亜鉛の元素記号Znの「Z」のポーズ
  • 私は「亜鉛」のような、「きちんと味覚を感じ取れる」人になりたい

食と栄養のプロとして、食事提供を行ううえで繊細な味の違いを感じられることはとても重要!お客様には、いつでもおいしい食事を届けたいと思っています。

  • 大内さんの今後の目標は?

栄養学は日進月歩の進化を続けています。これまでの事業所運営や、現在所属している部門での情報収集・研究開発業務で学び得た知識と経験を生かして、社内の栄養士の皆さんに還元していきたいです。

ニュートリンⓇ

食や栄養の知識だけでなくデジタルにも通じていて、ライブ配信なども器用にこなし、コーポレート部門のスタッフとして大活躍。そんな大内さんにエール!

「亜鉛」について ‐ 体に欠かせないミネラルの一つ -

亜鉛は体内で作ることができず、骨、肝臓、腎臓、筋肉に多く含まれます。酵素反応の活性化やホルモン、DNA、タンパク質の合成、免疫反応の調節などに作用する身体の成長と維持に必要な栄養素です。

味覚に関わる細胞の新陳代謝をサポートするため、食べ物をおいしいと感じるために欠かせません。また、ビタミンA代謝にも関わっています。

最近の研究では、亜鉛が欠乏すると免疫不全が起こるといわれており、ウイルス性感染症などの対策に亜鉛を取り入れることが注目されています。

足りないと

貧血、皮膚炎や免疫機能低下により感染症にかかりやすくなるなどのリスクが高まります。過度なダイエットによる亜鉛不足が原因とみられる味覚障害が起こることもあるので、注意が必要です。

また、亜鉛は汗の中に多く含まれるため、スポーツをしている人や発汗量が多い人は不足しないよう心掛けましょう。

とりすぎると

食事でとりすぎる心配はほとんどありませんが、サプリメントなどを過剰摂取すると吐き気や食欲不振、頭痛などの症状が現れることがあります。

「亜鉛」はこんな食材に多く含まれています

牡蠣
牛肉(赤身)
アーモンド

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